ブラッドレインの評価
ブラッドレインの感想
呪われた監督が作った、呪われた作品
ウーヴェ・ボル監督この監督が触ると、必ずこけると言う素晴らしい評判が高い。舞台は、中世ヨーロッパ。見せ物一座のシーンから始り、怪しげな出し物が見える。女好きなドラキュラが人間の女を強姦して、生まれた娘が大きくなって見世物小屋で働いているという設定。彼女は人間とドラキュラのハーフなので、傷や怪我などは超人的な速さで治る、ゆえに見世物小屋で手を切ったり血を出したりして見せる事を生業としていた。もうこのあたりから、怪しげなコケル雰囲気がぷんぷんします。娘は母親を殺された、あだ討ちをすると言う素晴らしいストーリーです。監督が悪いのか、悪いものを選んでしまう監督なのか、どちらが先でも鶏と卵の感がします。世の中にはこの人の作品が良いと思うかたも多いでしょうから、やっていけるんだと思いますが、採算取れてるのかなと心配にも成る作品です。