ポセイドンのあらすじ・作品解説
ポセイドンは2006年に公開されたアメリカ映画で、1972年に公開された「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク作品である。監督は「ネバーエンディング・ストーリー」、「パーフェクト・ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン。出演者はロバート・ラムジー役がカート・ラッセル、ディラン・ジョーンズ役がジョシュ・ルーカス、マギー・ジェイムズ役がジャシンダ・バレット。 20階建ての大型豪華客船「ポセイドン」では、華やかな大晦日のパーティー行われ、乗客たちは、それぞれの幸せの瞬間を楽しんでいた。しかし、50M近くもある巨大な波に襲われて転覆し、人々は、なす術もなく水と炎にのみ込まれていく。上下が逆さまになり徐々に沈んでいく船の中で、今まで他人だった者たちが協力し合い、決死の脱出をする様を描いたパニック・ムービーである。 迫力あるCGで水の恐怖を描き、第79回アカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされた。
ポセイドンの評価
ポセイドンの感想
逆さまの世界
パニック映画の名作『ポセイドン』のリメイク版。大晦日から元旦にかけて、船の上では盛大なニューイヤーパーティーが行われていた。しかし突然、幻の津波とも言われるローグ・ウェーブに襲われ、船は逆さまに転覆してしまう。主人公たちは水と炎が迫り来る中、最上部となった船底を目指して脱出を試みる。原作とは登場人物もストーリーも違うが、個人的にはこちらの『現代版』の設定の方がしっくりくる。さらに、技術を駆使しての豪華客船のデッキ映像、そして、海水が流れ込み船が転覆するシーンは圧巻で、それこそ、船が転覆したところで満足できてしまう。そのあとの流れは、人間ドラマを描くというよりも、ただ淡々とリアルな脱出劇を描いている。特に派手な展開は起こらない代わりに、途中で誰も助けられなかったり、一緒に行動していた人が死んでしまったり、本当にリアルだ。興味深く楽しめるだろう。
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