エミリー・ローズのあらすじ・作品解説
エミリー・ローズは、2006年に公開されたアメリカ映画である。監督は「地球が静止する日」のスコット・デリクソン。出演者は、ジェニファー・カーペンター、ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン。 検視官がローズ家を訪れると、呆然としたように静かにうつむく家族に迎えられる。亡くなったエミリーの部屋にはムーア神父がいた。エミリーは自然死ではなかったため、エミリーに悪魔祓いを行ったとするムーア神父は逮捕されてしまう。 野心家の弁護士エリンは、悪魔祓いを信じていたわけではなかったが、キャリアのためにムーア神父がいる拘置所まで行き、弁護を申し出る。 神父は、エミリーの身に起こった真実を法廷で証言する事を条件に、エリンに弁護を依頼する事にする。 エミリーの死は、神父がエミリーの治療と衰弱を放置させたためと主張する検察側。それに対して、ムーア神父とエミリーの不可思議な現象と証言の、不可思議だからこその視点で陪審員に訴えていくエリン。実話をモデルにした、悪魔祓いについての法廷サスペンスである。
エミリー・ローズの評価
エミリー・ローズの感想
悪魔祓い裁判について
実際にあった事件を題材にした映画。悪魔祓いによって死んでしまうというのはとても怖い。というか、悪魔に憑依されるというのが怖い。自分にも起こることなのかもしれない、という恐怖がある。悪魔に憑依されたと信じられた女の子が悪魔祓いの中で亡くなってしまう話。私の個人的な乾燥ではあるが、ホラー映画かどうかは微妙なところがある気がした。女の子は美人だし、映像もとてもいい。女の子が虫をたべるシーンなどは本当に寒気がした。まあ実際の事件にしてみると、ただの精神障害だったんじゃないかな、と思った。それにいろんな偶然が重なってとりつかれてると思っちゃっただけなのかも。
ついに裁判で悪魔の存在を認めた!
悪魔の憑依系映画。アンネリーゼ・ミシェル事件が題材となっています。彼女は最初てんかんと診断されていましたが、本作のようにポルターガイストや食虫の傾向もあり、悪魔につかれていると考えられていました。実際の裁判では、両親も神父も起訴されて過失致死で6か月となっています。鑑賞する前は、憑依してーお祓いしてーというような単純なストーリーだと思っていましたが、かなり真面目な作品で、裁判を通し、科学的あるいは状況から悪魔の存在について追及していきます。これはかなり必見です。また所々に挿入される憑依された少女のシーンは目も塞ぎたくなるくらい怖く、ストーリー性も怖さも重視した最近あまりない良品だと思います。ちなみに本作中では省略?されてましたが、アンネリーゼ・ミシェルさんは、6体の悪魔に取りつかれており、その中にはアドルフ・ヒトラーがいます。
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