ナイロビの蜂の評価
ナイロビの蜂についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
ナイロビの蜂の感想
広大な舞台ナイロビに対して、ちっぽけなテーマ
内戦や戦争をテーマとしていなかった「ナイロビの蜂」という題名で、戦争や内戦の事を訴えた映画だと思っていたのですが、まったく違ったテーマの映画でした。妻のテッサが、製薬会社の陰謀に気づき、事の真相を突き止めようとする作品となっています。この製薬会社の陰謀と言うだけのストーリーだったのなら、もう少し納得したのかも知れませんが、内戦で食べ物や病気、住む場所に苦しんでいる人達を背景にしているために、製薬会社の陰謀と言う話が、あまりにも小さい事のように見えてしまい、この作品で言いたかったテーマがさほど重要でないと、強く感じます。個人的に思った感想ですが「ナイロビの蜂」は、作品として失敗だったのではないでしょうか?製薬会社の陰謀とともに、夫に対する妻の愛を描きたいしているのですが、かんじんのテッサの愛が全く伝わってはきません。その理由として、テッサは、主人公の子供をお腹に宿し、あんなに危ない場所に...この感想を読む