ホテル・ルワンダのあらすじ/作品解説

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映画レビュー数 5,784件

ホテル・ルワンダ

4.004.00
映像
4.00
脚本
3.50
キャスト
3.75
音楽
3.00
演出
3.75
感想数
2
観た人
3

ホテル・ルワンダの評価

総合評価
4.004.00
(2件)
映像
4.004.00
脚本
3.503.50
キャスト
3.753.75
音楽
3.003.00
演出
3.753.75

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ホテル・ルワンダの感想

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その生きざまに称賛を捧げるしかない

ルワンダ大虐殺の実話1994年。けっこう最近の話だなーってびっくりするが、20世紀もすぎてきたというのに、人は人を殺しまくってしまうのだと知る。その現実を目の当たりにして、とても悲しい気持ちになったね…ルワンダ共和国の中で起きたフツ族とツチ族の民族紛争。民族の違いに関わらず、邪魔するものすべてを排除しようとしたフツ族過激派の強行に、非難を浴びせても浴びせてもまだ足りないというくらい、どうしようもない罪を犯してくれたなと思う。だって100万人以上の何の罪もない人を殺して、同じフツ族であろうと穏健派の人たちですら殺し、それでも奪われるのは過激派の人間たちの数のみ。…失った分だけ失わせてやることもできず、過激派の命を奪ったところで大事なものは帰ってこない。これが紛争・戦争ってやつなんだなと思い、無関係でいることを申し訳なく思うような、どういうふうに考えて、行動することが彼らのためになるのかって、考えち...この感想を読む

4.54.5
  • kiokutokiokuto
  • 283view
  • 3083文字
PICKUP

リアリティのなさが欠陥

リアリティが足りないストーリーはルワンダでのフツ族とツチ族の民族紛争にあります。安全エリアであるはずのホテル・ルワンダの支配人と家族、そして運び込まれる難民たちの悲喜こもごもが描かれています。迫り来る虐殺の恐怖に怯えながら、支配人はあらゆる手段をつくして、家族を含めた人々を守るというのが作品の基本コンセプトになっています。が、リアリティが足りません。なぜか、比較対象として浮かんだ傑作映画「ミュンヘン」。これと比べると圧倒的にリアリティが足りない。なぜだろう、といろいろと考えてみたあげく、俳優のチョイスがまちがっていることでしょう。これは本当に致命的です。俳優陣の選択ミスこんな映画で、見ているだけで安心させてくれるような俳優を選んではだめです。見てるだけで、不安になるような俳優を選ばねばなりません。なさけない、切れ味がない、もどかしい、弱い、いかにもへたれで、すぐにでも死にそうで、抵抗で...この感想を読む

3.53.5
  • マンチョビマンチョビ
  • 224view
  • 1012文字

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