人を失った悲しみは暦(こよみ)が一巡しないと癒えない
アグニス・ハム
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シッピング・ニュースの名言集です。現在6件が登録されています。
アグニス・ハム
妻を事故で亡くし深い悲しみに沈むクオイルに、アグニスが掛ける言葉
アグニス・ハム
兄を亡くしたアグニス、妻を亡くしたクオイル、母を亡くしたバニーは、祖先の地であるニューファンドランド島に移り住む。そこへ向かうフェリーで、アグニスがクオイルに語りかける。
アグニス・ハム
新聞社に雇われたクオイルは、交通事故の記事を書くように命令されるが、妻を事故で亡くしたトラウマがあり、「ムリだ」と愚痴る。クオイルを励ますアグニスが言うセリフ。
アグニス・ハム
クオイル一族が過去に犯した過ちを知ったクオイルはアグニスを問いただすが、アグニスは落ち着いてこう答える。
タート・カード
クオイルは石油タンカーがもたらす害について記事を書くが、石油会社の株主であるタートが勝手に記事をいいように変えてしまう。怒ったクオイルは社長に直談判しようと出ていく。その時のタートのセリフ。
ビリー・プリティー
ジャック・バギットのお通夜にて。海が好きで、嵐から船を守ろうとして溺死したジャックを偲んで、ビリー・プリティーが詩のようにつぶやく。
両親を突然の自殺で失い、妻の裏切りにより娘を人身売買されそうになり、すんでのところで取り戻したものの、多額の費用がかかったために無一文になった男。父祖の土地・ニューファンドランド島へ落ち延びるが、自然の過酷さ、コミュニティの閉塞感になじめず、疲弊する。親子関係のトラウマを抱えた主人公をケビン・スペイシーが好演しています。相手役のジュリアン・ムーアをはじめ、鬱屈を抱えた登場人物が多数あらわれ、少々もったりとしたドラマに見えますが、饒舌すぎ、わかりやすすぎなお話におなかいっぱいの状態で見たせいか、それほど苦にはなりませんでした。ニューファンドランド島の厳しい四季の風景が、しぶいカメラワークでとらえられています。厳しいけれど美しい。物語上しょうがないのですが、台詞の声が低く聞き取りずらい場面がけっこうあります。台詞の内容も、ちょっと頭を使わないと何を言っているのかわかりにくいところも少々あり...この感想を読む