狗神の評価
狗神についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
狗神の感想
呪いと愛とタブーと官能
悲劇的官能、至高の禁忌ホラー閉鎖的な四国・高知の尾峰のある村に住む和紙作りをただ毎日淡々と作って暮らす坊之宮美希(天海祐希)は辛い過去を持つ女性、長い間恋をせずに過ごしてきたある日村にある学校へ新しく赴任してきた奴田原晃(渡部篤郎)と出会う、親子ほど歳の離れた二人だったが次第に激しく求め合うように、そして自らの家の呪いと禁忌を知ることとなる…。原作者は童話作家・フリーライターとして知られた坂東眞砂子氏の小説。「死国」に続き小説2作目。第51回ベルリン国際映画祭コンペティションでも今作は上映されました。日本に伝わる「狗神」についてを取り上げた同映画は好みが真っ二つに分かれるであろう作品、先に申し上げると私はこの作品が大変好みでした、それでは「狗神伝説」については次の見出しへ。守護神か、それとも呪いか「犬神(狗神)」とは西日本に最も広がる犬霊の憑き物のこと。憑き物というと狐憑きなども有名ですが...この感想を読む