黒い家の評価
黒い家についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
黒い家の感想
心がない、人ではない。
この夫婦、どこかおかしい石川県は金沢市。昭和生命北陸支社に勤務する若槻慎二(内野聖陽)は気弱で真面目な男。日々保険金の請求書類に奮闘していたある日、若槻の元にある女性から「自殺でも保険金は出るのか」という相談の電話がかかってくる。その女性が自殺しようとしていると思った若槻は思い止まるように説得、すると女性は若槻の名前を聞くと電話を切ってしまう。その翌日菰田重徳(西村雅彦)と名乗る契約者から若槻へクレームが入り込む、謝罪に向かった若槻はそこで子どもの首つり自殺の第一発見者となってしまう。その日以来菰田とその妻・幸子(大竹しのぶ)から毎日のように「いつになったら子どもの保険金が出るのか」と異常なほど執拗に請求が来ることに、不審に思った若槻が自ら単独で調べていくうちに少しずつ悪夢へと引き摺り込まれていく…。この映画は1999年に貴志祐介氏のホラー小説を映画化した作品。第4回日本ホラー小説大賞受賞作...この感想を読む