救命士のあらすじ・作品解説
救命士は、2000年に公開されたアメリカ映画である。原作はジョー・コネリーの小説。監督は、「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」のマーティン・スコセッシ。音楽は、「荒野の七人」「大脱走」のエルマー・バーンスタイン。出演者は、ニコラス・ケイジ、パトリシア・アークエット、ジョン・グッドマン、ヴィング・レイムス。 ニューヨークで救命士をしているフランク・ピアースは、真面目に勤務をしているが、ホームレスの少女の命を助けることができなかった過去に苦しんでいた。少女の幻影を見るようになり、患者を救うことができない毎日に精神が追い詰められるようになっていく。ある日、フランクは心拍停止から蘇生した患者の娘、メアリー・バークと知り合う。メアリーには麻薬に溺れた過去があり、心に傷を抱える二人は次第に惹かれ合っていくのだった。 救命士の心の再生と出会いをニューヨークの影とともに描き出した、ヒューマン・ストーリーである。