イーオン・フラックスのあらすじ・作品解説
イーオン・フラックスは2005年に公開されたSF映画である。日系人であるカリン・クサマ監督の影響を受け、作品中には障子や桜など和風なアイテムも使われ独特の世界観を作り出している。 1995年にピーター・チョンが製作した短編アニメが放送され、その後にコミック化された人気アニメが原作となっている。 致死性のウィルスにより人類の99%が死滅、そのウィルスに対するワクチンを作り人類を救った科学者グッドチャイルド一族の管理の元で生き残った人類が生活する中で、独裁体制に不満を持ち独裁者暗殺に挑む女性エージェントの孤独な戦いを軽快なアクションで描いた作品である。 主人公イーオン(シャーリーズ・セロン)と暗殺対象のトレヴァー(マートン・チョーカシュ)との意外な接点と、グッドチャイルド一族が隠してきた真実を知り新たな世界へと歩み始める。 また、イーオンの設定が原作とは違うことで原作を知っている人が見ても新たな楽しさを見いだせる映画である。
イーオン・フラックスの評価
イーオン・フラックスの感想
シャーリーズ・セロンの美しさに圧倒される一本。
人の手によって生まれたウィルスにより、人はほぼ全滅。そんな未来の中で生きる人達は、人の足に人の手を手軽に移植するほどの技術を持ちながら、汚染された外界と壁で隔てた街の中でのみ生活出来た。そこを統括する政府とそれに対向する反政府組織モヒカンの一人がシャーリーズ・セロン演じるイーオン・フラックス。彼女は政府のトップであるブレーニャの支配階級の暗殺を命じられるが・・・このさくひんでなによりも印象に残ったのがシャーリーズ・セロンの美しさ。モンスターなどでの怪演と役になりきるために行った過酷なダイエットによる容姿の変化でついて忘れがちだが、彼女の輝くばかりの美しさが際立つ一本。さらにバレーで鍛えたしなやかさで魅せるアクションは見ごたえあり!
まぁ、いわゆるB級
原因不明のウイルス、壁に囲まれた都市で仮初のユートピアを生きる人間、その都市を支配する権力者。ありふれたSF設定の羅列で大丈夫かな?なんて見る時に思っていたのですが、まぁ、よくあるB級のSF映画かなと思いました。ストーリー展開や演出、映像など結構粗が目立つところが随所にあります。とはいえ、まぁ、定番の話なので見れないことはないです。ひとつ、見どころといえば、映像のアイデアとか作りが部分部分で面白いところが有ります。だから、この映画はストーリー云々を追っていくというより、瞬間瞬間の映像の面白さを追っていく映画かなと思います。映像のアイデアは面白いところが有ります。
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