シュメール星人のあらすじ・作品解説
シュメール星人は、集英社が出版する雑誌であるウルトラジャンプにおいて2008年から2009年にかけて掲載されていた宇宙人を題材にした作品である。作者はツナミノユウであり、単行本は全3巻が発行されている。 舞台は2002年の日本における架空の県である砕玉県であり、冒頭には地球に降り立った宇宙船からシュメール星人が登場する。 人類史上初めての出来事に世界は熱狂し、宇宙人の受け入れ先として多くの国が列挙するが、調べていくうちに宇宙人の文明は地球のそれと比べておよそ20年遅れているという事実が判明し、途端に世界の興味はトーンダウンしていく。 各国が受け入れ先を押し付け合った結果、日本が受け入れ国に決定し、政府は宇宙人の中で唯一日本語を理解できるシュメールを駐日異文明ふれあい大使として受け入れることに。妻子がいるシュメールは、家族のために現代の世知辛い日本社会において、個性豊かな日本人と交流しながらひたむきに生きていく。