ぴょんのあらすじ・作品解説
ぴょんは、2002年にりぼんで掲載された、彩花みん原作の日本の少女漫画である。 彩花みんの代表作は赤ずきんチャチャで、独特のギャグセンスで一躍人気漫画家となった。その彩花みんがおばけを題材に描いた作品、ぴょんもまた、独特のギャグセンスを光らせた物語である。その物語の内容は、おばけにとりつかれると足が異様に速くなるというぱちと、主人公が織り成すどたばたギャグ漫画である。二話目には、手の専門のおばけ、三話目には、喧嘩専門のおばけがでてきたりと、回を重ねるごとにとてもユニークなおばけがたくさんでてきて話を盛り上げている。奇抜な物語展開を予想されるが、実は日常のちょっとしたことを題材に扱っており、ほのぼのとした展開がされている。りぼん掲載時には、その絵柄のかわいさと似合わぬ飛びぬけたギャグセンス、また、おばけとの友情を描くという一風変わった話が人気を得た作品である。彩花みんの数ある作品のうちの代表作の一つである。