ACONYのあらすじ・作品解説
ACONYは講談社「月刊アフタヌーン」に不定期連載されていた漫画作品。作者は冬目景。Webラジオのコラボムービーも配信された。 主人公の13歳、空木基海(うつきもとみ)は、「しきみ野アパート」に住んでいる祖父のもとに引っ越して来たところ、紫色の髪と左目に傷を持つ少女に遭遇する。基海と同い年に見えた日米のハーフの少女、アコニ―・ランチェスターは実は23歳で、10年前に事故に遭っていた。事故以降、髪の色も紫になってしまっていたアコニ―の目的は母親・ユリを探すことであり、父で怪奇小説家のハッシュと共にアパートに住んでいる。また、他の住人や関係者も、緊張で消えてしまう管理人・吉岡、白蛇の化身である編集者・巳園、ザシキワラシ、武士・沼田青左衛門、秘密結社を自称する佐藤さん、森の精霊で住民とかつて一悶着あったという樒(しきみ)など、個性的な人物が多く、そういった不思議な人々に囲まれた基海の生活の描写も特徴である。
ACONYの評価
ACONYの感想
あこにー
主人公が引越したところは、おかしな住人達が住む不思議なアパートで幽霊やら妖怪やらが盛りだくさん。そんなアパートを舞台にした漫画です。男子中学生のモトミと不思議な女の子アコニーが主要人物。このしきみ野アパートに引っ越してきたモトミですが10年間入居者がいなかったオンボロアパートなだけのことがあって、住人たちは不思議な人しかいません。そして、アコニーは死んでいるけど動く死人だということが判明します。アコニーの死の謎と不思議な人たちとののんびりな日常が面白い漫画です。ちなみにですがそんなに怖くないので、怖いのが苦手な私でも全然大丈夫でした。