スケ番あらしのあらすじ・作品解説
「スケ番あらし」は集英社「週刊少年ジャンプ」に連載していた漫画作品。著者の車田正美にはデビュー作にあたり、番長漫画ながら女性主人公となっている。 スケ番であり、常にヌンチャクを身に着けている荒神山 麗(こうじんやま れい)は、体育が得意ながら勉強は苦手で、まっすぐな性格をしている女の子。麗の母親は既に亡く、麗には家族は父のみ。そんな彼女のクラスに転入して来たのが、豪邸で暮らすお嬢様である綾小路 静華(あやのこうじ しずか)である。黒髪で、長い髪型をしている。静華にとって、お金を使えば他人を扱えるものという認識ではあるが、そういった性格も両親がいない寂しさからきており、麗が友人達などと楽しく付き合っていることを妬んでしまうことも。さらに、思い切った格好でプールへと飛び込むなど、突飛ながらも運動神経を発揮した行動で麗と闘うといったことも行うなど、麗を従えようと躍起になるが、結果的に麗との友情を手にしていく。