鴉天狗カブトのあらすじ・作品解説
鴉天狗カブトは寺沢武一による漫画である。第一部が『NINJAカブト』という題でフレッシュジャンプに1987年5月号から12月号まで連載され、『鴉天狗カブト』と改題した第二部が同誌に1988年5月号から1989年1月号まで連載された。戦国時代を舞台としており、主人公であるカブト親子と悪の権化である宿敵黒夜叉道鬼の戦いを描いている。山本勘助や風魔小太郎など実在した歴史上の人物が登場しているのも特徴だが、時代考証が厳密に行われているわけではなく、ファンタジー的な要素も多々含まれている。 1990年7月29日から1991年6月30日にかけてNHK衛星第2テレビジョンで渡辺高志監督によるテレビアニメが放送された。また、放送終了後の1992年7月24日にはオリジナルストーリーのOVAがリリースされており、原作者の寺沢武一自ら監督・脚本・絵コンテを手がけている。1992年11月には三井秀樹による小説が双葉社から刊行された。
