冬のライオンのあらすじ/作品解説

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映画レビュー数 5,784件

冬のライオンの評価

総合評価
4.504.50
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.504.50
キャスト
5.005.00
音楽
4.004.00
演出
4.504.50

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冬のライオンの感想

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重厚な喜劇であり、高級な悲劇であり、見事な心理劇の人間ドラマの傑作 「冬のライオン」

名優ピーター・オトゥールとキャサリン・ヘップバーンが、がっぷり四つに組んで演技の火花を散らすこの「冬のライオン」という歴史劇は、ワクワクするような演劇的な面白さを持った作品だと思います。そして、壮絶な人間ドラマであり、重厚な喜劇であり、高級な悲劇であり、見事な心理劇だといってもいいと思います。十二世紀末。時のイギリス王で"冬のライオン"と呼ばれるヘンリー二世(ピーター・オトゥール)が、十六年も幽閉中の王妃エレナー(キャサリン・ヘップバーン)や、三人の王子の全てをシノン城へ招きます。王の愛人である若いフランシス皇女と、その弟のフランシス王もそこに加わって、王位継承をめぐり、権謀術数と愛憎が渦巻いていくのです。王が、自分の愛人と王位を三男に与えようとすれば、長男を偏愛する王妃は、そうはさせじと次男を味方に引き込みます。それが更に離反し、接近し、裏切り合い、おとしいれ合う、虚々実々の駆け引きが、圧...この感想を読む

4.54.5
  • dreamerdreamer
  • 107view
  • 569文字

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