陽のあたる場所のあらすじ・作品解説
陽のあたる場所は1939年製作・1951年に公開されたアメリカ映画でセオドア・ドライサー原作「アメリカの悲劇」を2度目に実写化した作品(1度目は1931年公開)である。 2度目の映画化の際マイケル・ウィルソンとハリー・ブラウンによって物語が脚色されている。 モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー、シェリー・ウィンタースのトリプル主演になっており、1951年第24回アカデミー賞では監督賞・撮影賞・脚色賞・衣装デザイン賞・作曲賞・編集賞と6つものオスカー像を獲得。 さらにはナショナル・ボード・オブ・レビュー賞と第9回ゴールデングローブ賞でも作品賞を受賞している。 北アメリカ史上配給によるこの映画の興行収入は約3,500.000ドルとなっている。 この映画はジョージという青年がアンジェラとアリスという2人の女性を巡って翻弄されていき、最後にはボートの転覆でアリスを死なせてしまった罪で有罪になり死刑を宣告されるという重い内容となっている。
