ひきしおの評価/評判

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ひきしおの評価

ひきしおについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
3.503.50
(1件)
映像
3.503.50
脚本
3.503.50
キャスト
4.004.00
音楽
3.003.00
演出
3.503.50

各項目の評価分布

総合評価

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

映像

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

脚本

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャスト

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

音楽

3.003.00
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
1
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ひきしおの感想

不思議な美しさにあふれた夢幻的メルヘン的な小世界の中で、男の孤独なエゴイズムにヨーロッパの虚無と頽廃が色濃く浮かぶ 「ひきしお」

マルコ・フェレーリ監督の「ひきしお」は、不思議な美しさにあふれた夢幻的メルヘン的な小世界。だが、考えると、かなり怖い話なのです。社会生活を嫌った中年の画家(マルチェロ・マストロヤンニ)が、妻子を捨てて地中海の小島で暮らすことになる。唯一の友は愛犬「メランポ」(原題)だ。そこへ通りがかりのヨットを降りた都会の女(カトリーヌ・ドヌーヴ)が舞い込んで来る。女は男と抱き合って、だが男と犬の間に割り込めない。嫉妬した女は、犬を沖へ誘って水死させ、その首輪を自分がはめて犬になりかわる。"変身"した女は、男の命令に絶対服従で、じゃれてつきまとって、身をすり寄せてクークーと鳴く。自主性を捨てた彼女は、倒錯的な愛の陶酔にひたり、フロイト的な相互心理の、この異様な男女の風景は、妖しくなまめいた魅惑に満ちている。妻が自殺しかけたという知らせで、男がパリの自宅へ呼び戻される描写があるが、ここでは彼の社会人としての失格...この感想を読む

3.53.5
  • dreamerdreamer
  • 119view
  • 625文字

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