天使とデートのあらすじ・作品解説
天使とデートは、1988年に公開されたアメリカ映画である。監督・脚本は、「吸精鬼/ワン・ダーク・ナイト」「13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!」「ブロス/やつらはときどき帰ってくる」のトム・マクローリン。音楽は、「カラーパープル」のランディ・カーバー。出演者は、マイケル・E・ナイト、フィービー・ケイツ、エマニュエル・ベアール、デイヴィッド・デュークス。 ジム・サンダースと婚約者パティとの婚約パーティーが行われていた夜に、なんと翼が折れた天使が現れた。天使はジムに可愛らしく懐いてくる上に、天使だけあってこの世のものとは思えない美しさ。天使のことはあっという間に周りに知れ渡り、ジムの悪友達は天使を利用して一儲けしようと企み、婚約者パティの父親は会社の広告に天使を起用しようとし、パティは嫉妬でヒステリーを起こし・・と波乱が巻き起こる。ところが、実はジムは脳腫瘍に罹っていて、天使は天界からジムを迎えに来ていたことが判明する。 天使と青年が恋に落ちていく騒動を描いたラブ・コメディ。
天使とデートの評価
天使とデートの感想
洋の東西で普遍! 三角関係の方程式
人は良さそうだがちょっとトロい青年ジム・サンダース(マイケル・E・ナイト)は、分不相応な化粧品会社社長令嬢パティ・キャットことパトリシア・ウインストンとの婚約披露パーティで、独り浮かない顔。いい年をしてミュージシャンになりたい、などと夢を語るタイプのありがちなフリーター、ジムをなんとか更正させるべく、婚約者のパティは彼を自社の営業職に就かせ、真面目に働かそうとするのだが、羽根が傷ついて墜落した小悪魔な天使のために台無しになってしまうお話。それにしても、フィービー・ケイツ演じる社長令嬢と、エマニュエル・ベアールの天使を両天秤に掛けるなんて羨ましすぎる。死んでしまえ、ジム! と思っていたら、本当に彼は脳腫瘍で天使はお迎えに来ていた、というのがオチ。上目遣いのまなざしでキスを迫り、パ・パ・ピピピ……とさえずることしかできず、フライドポテトを口いっぱいに頬張り、実は羽根が治っているにも係わらず、...この感想を読む