トゥルー・クライムのあらすじ・作品解説
トゥルー・クライムは、1999年に公開されたアメリカ映画である。原作は、アンドリュー・クラヴァンの小説「真夜中の死線」。監督は、「恐怖のメロディ」「ミリオンダラー・ベイビー」「父親たちの星条旗」のクリント・イーストウッド。脚本は、ラリー・グロス、ポール・ブリックマン、スティーヴン・シフ。音楽は、「タイトロープ」「許されざる者」のレニー・ニーハウス。出演者は、クリント・イーストウッド、イザイア・ワシントン、ジェームズ・ウッズ、リサ・ゲイ・ハミルトン。 新聞記者のスティーブ・エベレットは、急死した23歳の同僚ミシェルが追っていた「ビーチャム事件」を引き継ぎ、犯人のフランクに取材をすることになる。フランクはすでに死刑が決定し、その時間が迫っていたのだが、エベレットはフランクや目撃者から話を聞き、ミシェルが残した記録を見直していくうちに冤罪ではないかと思い始めるのだった。死刑執行の時間が迫る中、青年の無実を晴らすべく奔走していく記者の姿を描いたサスペンスである。
トゥルー・クライムの評価
トゥルー・クライムの感想
イーストウッドの傑作サスペンス!
死刑執行前日、24時間以内に無実の死刑囚を救出するという趣向の映画は無数にあるシチュエーションだが、そこにクリント・イーストウッド監督はフラッシュバックを織り交ぜることでサスペンスを盛り上げてくれています。また共演のスティーブ・エベレット(クリント・イーストウッド)の上司で編集長役のジェームズ・ウッズの演技や、スティーブのだらしない記者ぶりなども見どころの一つです。ここでもストーリーの中に本当の「真実」とは何か?、「真実」は一つなのか?というテーマが、イーストウッドらしく語られています。数多くの様々なタイプの作品を作ってきたイーストウッド作品の中でも、この作品は上位にくる第一級品のサスペンス映画です。
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