痴人の愛のあらすじ・作品解説
痴人の愛(原題:Of Human Bondage)は1934年にアメリカで、1935年に日本で公開されたアメリカの恋愛映画。 監督は「テキサス無宿」のジョン・クロムウェルでサマセット・モーム原作の小説をレスター・コーセンが脚本に書き直して実写化した作品である。 制作会社・配給元はRKO。 主演・ケリーを「ピグマリオン」のレスリー・ハワード、ヒロイン・ミルドレッド役を「青春の抗議」のベティ・デイヴィスが演じている。 他共演者には「若草物語」のフランシス・ティー、ケイ・ジョンスン、アラン・へール、レジナルド・デニーらがいる。 この作品は右足が不自由な男子学生・ケリーが学校の近くの食堂で働くミルドレッドという女性に恋をするがミルドレッドはケリーが身体に障がいを持っていることに軽視していたものの、ケリーにお金があることを知るとミルドレッドは態度を変えて付き合うようになるという内容。