警視総監アサミのあらすじ・作品解説
警視総監アサミはビジネスジャンプ(集英社)で連載されていた原作・近藤雅之、画・有賀照人による漫画である。コミックスは全18巻刊行している。 主人公の麻見ヨーコ(通称アサミ)は警視庁捜査一課の刑事で、大きな事件を解決したいという夢があったが下山警部の散々なるセクハラや嫌がらせでアサミは市民安全課に配属させられてしまう。なかなかチャンスを掴めないでいるアサミに女性の水死体発見の急報が入ってくる。下山警部は自殺の線での捜査を進めていたが、アサミにはどうしても他殺説を捨てきれず、同僚の巡査である原田と共に独自に捜査を始める。事件の解決も束の間、ヨーコが勤務する集英署の管轄内で空巣事件が発生する。アサミは原田と共に捜査を始め、容疑者をピックアップするとその中の1人に盗品でありながら商品を購入した人物が、更には高校生の野沢の存在が浮上する。しかし、どっちの人物の証拠を掴む事が出来ずに捜査は思いのほかに難航していると、同じ部署に所属する巡査池内美咲が現れる。