旅する女/シャーリー・バレンタインのあらすじ・作品解説
旅する女/シャーリー・バレンタインは、1989年に製作されたイギリス映画である。監督は、「ビスマルク号を撃沈せよ!」「007は二度死ぬ」のルイス・ギルバート。出演者は、ポーリーン・コリンズ、トム・コンティ、ジュリアン・マッケンジー。 40代の主婦のシャーリーは、若かりし頃の楽しい日々を思い出しながら家事をする日々。昔は楽しい男だった夫ジョーも、今では小言が多い男になっていた。ある日、友人からギリシャ旅行に誘われるのだが、なかなか決心がつかない。シャーリーはちょうどジョーの機嫌が悪い時にギリシャ旅行の話をしてしまい、ジョーは苛立ちを募らせて怒り始める。そんなジョーを見て、シャーリーはギリシャに旅立つ決心をするのだった。 ギリシャの美しい海と楽しい人々に囲まれ、シャーリーは本来の自分を取り戻していく。 平凡な生き方をしていた女性が、旅行をきっかけに輝いていく姿を軽妙なコメディ・タッチで描いている。 シャーリーを演じたポーリーン・コリンズが、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。