あのさ 片方からだけ話きくとさ 間違うから
麻井蝉丸
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「7SEEDS」(セブンシーズ)は、「月刊フラワーズ」(小学館)連載作品(2002年6月号より以前は「別冊少女コミック」にて連載)。著者は田村由美。単行本は2014年12月時点で既刊28巻。 舞台は天災で一度人類が滅亡した後の地球。政府の極秘プロジェクトにより、冷凍保存で眠らされていた少女、石清水ナツが目覚める所から物語は始まる。プロジェクトは、春・夏A・夏B・秋・冬の5チーム各7名に選び抜かれた若者を、人類の種として残そうとする計画であったが、災厄が過ぎ去った後の地球環境は激変しており、ナツ達は何度も死の危険と直面する。初めはプロジェクトに巻き込まれたことを不幸と嘆くが、旅の途中に見つけたシェルターで人類の最期を知り、状況を受け入れ、各々がこの世界で生きることを決意する。チーム毎に各章で話が展開されるため、主人公は特定されていないが、夏Bの石清水ナツと、春の末黒野 花の視点で描かれることが多い。 2007年に、平成18年度(第52回)小学館漫画賞少女向け部門受賞。
いわゆる「終末系マンガ」作品世界や人類の終末をテーマに扱った漫画は珍しくない。例えば「AKIRA」や「ドラゴンヘッド」、「アイアムアヒーロー」も有名な例である。これらの作品は、日常から終末へ向けての変化が描かれているが、「7SEEDS」は既に終わった世界で生きていく人たちを描いている。描写としては、さいとう・たかを先生の傑作「サバイバル」が近い。作品の冒頭は、メインの少女ナツを含む数人がどこか分からないところに拉致されたような描写で描き進められるが、だんだんと「ここは、世界が終わった後の日本だ」ということに気付いていく。登場人物と同時に読者も少しずつ真実に気付かされていく形式なので、始めの部分は特にミステリー感を楽しむことが出来る。違和感を感じながらも、日常に帰る為に必死に困難に立ち向かい、なんとか乗り越えてきたそれぞれのキャラクター達が、「苔むして原型がわからなくなった、恋人との思い出の横浜の観...この感想を読む
入るチームに悩む私楽しみにしていた漫画がとうとう完結を迎えた。この漫画を読み初めてウン年。少し青臭かった私が熟成する期間には十分であり、1巻からもう一度読み進めると思う所が昔と違うことに気づいた。読みはじめの頃私は考えていたのだ。自分が入るならどのチームかと。結果迷わず夏Bチームだと思った。他のチームは人間関係が不穏だ、和気あいあいの夏B以外にありえない、と。しかし最近読むと思ったのだ。Bチームは嫌だと。ナツと仲良くなれる気がしない、嵐の様に正論を言うくせに凹むと面倒くさい男や声の大きい蝉丸もあえて明るく振る舞うまつりも見透かす螢ちゃんも諸々無理。まず規制がなさすぎて無理。今の私のまま入るのであれば秋なのだ。上にボスがいる。やる事が決まっている、ノルマがある、恐怖政治と言われようが自分で決めるよりも采配してくれる人がいる方が生活しやすい。私は年を取ってしまった。恋愛相手に悩む私そもそも私は...この感想を読む
よみがな:あさいせみまる 年齢(作品時):18歳 性別:男性 国籍:日本 性格:わがまま 特徴:不良に育ったのは複雑な家庭環境とかつて自分自身がいじめられていた過去によるもの 特技:洞察力が鋭い 出身:静岡県浜松市出身 苦手:虫と犬が苦手 家庭:水商売の母親と子供一人という母子家庭
よみがな:さおとめぼたん ニックネーム:牡丹姐さん 性別:女性 国籍:日本 所属:夏のBチーム 特徴:結婚し、妊娠していたこともある 価値観:高圧的 役割:ガイド 元:警察官 知識:サバイバル知識Wもつ
年齢(作品時):18 性別:男 住まい:関西 所属:春のチーム 性格:冷静沈着 特徴:その時の感情を漢詩で表す風情の持ち主 特技:弓道二段 恋人:真野理可子 実家:寺の四男坊 子ども:億人
麻井蝉丸
仲間が別の仲間の悪いことを言っている場面で、それでも言われている方の良いところをみてきていたためこのセリフを言った
麻井蝉丸
蝉丸が以前涼に言った「人間後悔してる時が一番幸せだ」の意味を涼に聞かれた時の蝉丸の回答。人を傷つけてしまったなどで落ち込んでいる間は、前に進まなくていいから幸せ。しんどいのは歩き出さなければならないときと言葉が続きます。
早乙女牡丹
巨大なアリに攻撃され傷ついた猪垣 蘭に、他のチームのガイドである早乙女 牡丹がかけた言葉