TISTAのあらすじ・作品解説
TISTA(てぃすた)は、遠藤辰也の漫画作品で、ジャンプスクエア誌上にて2007年12月号より連載を開始、2008年8月号で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、ニューヨークを舞台に暗殺者の元女子大学生・ティスタとその関係者や発生する事件を描いたスリラーである。 事件が絶えぬ街・ニューヨークシティ、この街では狙撃による連続事件が発生し、その被害者は全て犯罪者たちであった。同じ街に住むティスタ・ロウンは気弱で内気な性格の元女子大生であるが、裏の顔は犯罪者たちを狙撃する暗殺者(シスター・ミリティア)である。ティスタは教会から依頼を受けると躊躇なく対象を暗殺する技能と経験を備えている。そんなある日、ティスタは大学生で未来の超大物画家を目指している青年・アーティ・ドロワーと知り合い、次第に恋愛感情を持ってしまう。 しかし、教会の次の標的はアーティー・ドロワーの父。今まで何の躊躇なく暗殺を実行してきたティスタは、初めて葛藤し苦悩するのであった。