校舎のうらには天使が埋められているのあらすじ・作品解説
『校舎のうらには天使が埋められている』は小山鹿梨花による日本の少女漫画作品であり、講談社の『別冊フレンド』で連載された。キャッチコピーは「衝撃のエレメンタリー・サスペンス」で、小学校4年生の学級でのいじめが扱われた作品でサスペンス調である。公式な略名で、「校舎うら」や「うら天」があり、本編と後日談<蝕>がある。 蜂屋あいといういじめの首謀者に「わんこ」と言われた生徒がいじめのターゲットとなり、その周りのいじめの首謀者やいじめを止めようとする児童や先生を描いたストーリーである。小学校という比較的幼い児童に起こる様々な出来事を描いている。 後日談は、あいと対決した生徒の光本菜々芽が成長し入学した名門学園の中等部を舞台にした、いじめの物語である。この中等部には蜂屋あいに容姿、性格が酷似しているいじめの主導者の少女、華ヶ崎愛子の存在があったのである。ある出来事をきっかけに、菜々芽は新たな事件に巻き込まれることになる。 単行本は2012年から2014年の間で7冊出版された。
校舎のうらには天使が埋められているの評価
校舎のうらには天使が埋められているの感想
引き込まれるサスペンス
校舎うら結構評価が分かれる作品であろう「校舎うら」、これはもう「いじめ問題提起漫画」と思って手に取った人が低評価つけるのは仕方ないと思われる、私も最初そう思って読んでアレ?ってなったし。しかしこの作品はサスペンスだ、エンタメ作品と思って読んでほしい、そうすれば漫画的な魅力的なキャラクター、ハラハラするストーリー、美しい作画を楽しめるはず。(続編の校舎の天では悪魔が嗤っているでは紹介文でサスペンスと言っていますね)あいちゃんの魅力この漫画の魅力はやっぱりあいちゃんだと思う、彼女のいないシーンでも登場人物はあいちゃんによって動かされている、操られている。全体通しての主人公であるのは間違いなくななめちゃんだが、1巻の表紙であり真の(影の)主人公は鉢谷あいちゃんだ、間違いなく。1話の語り部をりかちゃんにしたのは見事、どうみてもいい子のあいちゃんと仲良くなり、そして真実がわかるシーン、あいちゃんの...この感想を読む
おかしいクラス。
あるクラスのあるおかしな子の話。このクラスには白い天使な少女と犬がいます。正確には犬にならされてしまったクラスの子がいるのです。最初読んでいたときは、よくある青春漫画?と思ったのですが、現代のいじめを表したような話で背筋が凍るようでした。最初の標的だった女の子から、また違う女の子へ。解剖と言う名の服を裸に剥いて好き勝手することや、犬のように餌をあげることも。皆自分が標的になりたくなくて、加担している子もいますが大半は乗り気なようです。クラスの先生は気づいて…いないと思うのですが怪しいところもあります。他クラスの先生が子供たちの表情に気づいていじめがあると気づくのですが、若い先生なので果たして守りきれるのか。白い天使の子と対照的に黒い天使の少女もいます。そのこが今後どう関わっていくのが気になるところでした。
校舎のうらには天使が埋められているの登場キャラクター
更田千尋
よみがな:さらだちひろ 性別:女性 国籍:日本 所属:赤ヶ瀬小学校4年2組 特徴:日本神話に関する造詣が深い 価値観:いじめに積極的 髪型:黒髪でみつあみ、カチューシャを付けている 出席番号:12番 話し方:オタク臭い話し方 家:書店
村橋ローリエ
よみがな:むらはしろーりえ 性別:女性 国籍:日本 所属:赤ヶ瀬小学校4年2組 特徴:ロリータファッションが多い 価値観:いじめに関して積極的 髪型:ツインテール 出席番号:26番 人間関係:ドライなところがある 名前:俗にいうキラキラネーム
斎藤未咲
よみがな:さいとうみさき 性別:女性 国籍:日本 所属:赤ヶ瀬小学校4年2組 特徴:歯列矯正中 価値観:いじめに関して積極的 特技:パソコンに詳しい 髪型:金色のシニヨン 出席番号:11番 通学かばん:リュック