マスコミに取り上げられたくらいでいい気になって、客を粗末にするような人間の作る物は、食べる価値がないっ!!
山岡士郎
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美味しんぼの名言集です。現在11件が登録されています。
山岡士郎
横浜中華街の話題の店に食べに来た山岡一行。しかしそこは料理の種類に関わらず取り皿を一枚しか出さなかったり、麺類は安くて面倒だから1グループ1種類にしてくれと言ったり客を散々の扱い。そこで怒り心頭になった山岡が去り際に放った言葉。
中橋さん
両親をなくして不幸続きだった貧乏学生に対して、トンカツや屋の店主の中橋が言ったセリフ。その言葉に救われ、学生は後に大成功した。
山岡士郎
美味しんぼ3巻第4話、料理のルールのセリフ。他者の文化への理解を訴えるシーンでの言葉。
海原雄山
第8巻 第4話 鮎のふるさと での海原雄山が激高するシーン。料理の本質を説く言葉。
山岡士郎
初めて高級フランス料理店に来てどうしたらよいか分からずに緊張していた友人に山岡士郎が掛けた言葉
山岡士郎
山岡たちの同僚である花村が、昔から親戚付き合いをしてきたというレストラン金銀亭で披露宴を挙げることになったのだが、その店の主人が交通事故にあってしまう。そこで山岡たちは主人の息子である靖夫に、代打として務まるか料理の腕を見せて欲しいと頼むことに。しかし靖夫は昔から思いを寄せていた花村が結婚することで自暴自棄になっており、山岡たちを追い返そうとする。そこで山岡が発した言葉。
大不二清兵衛
アメリカの日本料理店で修行を重ねたジェフが、日本で鯛ふじの主人、大不二の技巧を目の当たりにする。興奮し弟子入りを懇願するジェフに、大不二はまず大根のかつらむきを三メートル以上つくる練習をするように言う。その際の言葉。
唐山陶人
和菓子屋「春野」の名を広めるために、山岡は唐山陶人と下鴨流茶道家元執事の岸川を呼び、菓子を食べてもらう。しかし岸川は、「大変美味しいが新しい味ではない。下鴨流の茶事には使えない。」と言う。面喰らう一同に唐山が発した言葉。
京極万太郎
海原雄山との鯛料理対決で惨敗を喫した山岡。「料理とは相手の心を如何に喜ばせ楽しませるか、それを第一に考えるもの。お前には真に人をもてなす心がかけている。」と雄山から叱責される。肩を落とす山岡に、京極は「きっと海原さんも今までに山岡さんと同じような失敗を重ねてきた。自分自身の経験を踏まえての、叱責の言葉なんや。」と語る。その際の言葉。
海原雄山
野菜料理対決で、山岡はキャベツでフグの白子を包んだ料理を出し、一方、雄山はキャベツの芯の細切りを出す。山岡の料理はあざとく、雄山の料理は素材の凄さを100%引き出したと評価され、雄山に軍配が上がる。フグの白子の旨さに頼り、素材の旨さを明確に出来ない料理を出した山岡に、雄山が一括した際の言葉。
蒲田敏夫
主人公の山岡士郎と栗田ゆう子夫妻の間に双子(男子と女子)が誕生し、双生女の子の名前を付ける時に士郎が「遊」という字を使った名前を提案し、皆なが反対しているなか、偶然その場に居合わせ、話を聞いていた大家の友人の蒲田さんが言った言葉。
グルメ漫画の代表作・『美味しんぼ』評価と問題『美味しんぼ』は、おそらく日本で一番有名なグルメ漫画だ。普段漫画を読まない人も『美味しんぼ』の名は聞いたことがあるだろう。ドラマで、ネットで、あるいはニュースで。『美味しんぼ』はグルメ漫画の人気作品でありながら、時折問題児として世間を賑わせている。そもそも、原作者である雁屋哲はある種において極論を展開する人間であることは、『美味しんぼ』を読んだことのある読者なら誰もが知っている。ある国の人々を傲然と「味覚オンチ」と言い放ったり、あるいは差別主義者を痛烈に批判したり。作中の山岡、ならびに海原雄山の痛烈なセリフの数々は、原作者・雁屋哲の脳内に生み出されたものがそのまま投影されているだ。こうした炎上しかねない作中のキャラクターの発言を差し置いても、『美味しんぼ』は漫画として人気がある。というのも、痛烈な批判の末に『美味しんぼ』は答えを見つけるからだ...この感想を読む