美味しんぼの感想一覧
漫画「美味しんぼ」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
「究極」対「至高」の末にたどり着いた答えは
グルメ漫画の代表作・『美味しんぼ』評価と問題『美味しんぼ』は、おそらく日本で一番有名なグルメ漫画だ。普段漫画を読まない人も『美味しんぼ』の名は聞いたことがあるだろう。ドラマで、ネットで、あるいはニュースで。『美味しんぼ』はグルメ漫画の人気作品でありながら、時折問題児として世間を賑わせている。そもそも、原作者である雁屋哲はある種において極論を展開する人間であることは、『美味しんぼ』を読んだことのある読者なら誰もが知っている。ある国の人々を傲然と「味覚オンチ」と言い放ったり、あるいは差別主義者を痛烈に批判したり。作中の山岡、ならびに海原雄山の痛烈なセリフの数々は、原作者・雁屋哲の脳内に生み出されたものがそのまま投影されているだ。こうした炎上しかねない作中のキャラクターの発言を差し置いても、『美味しんぼ』は漫画として人気がある。というのも、痛烈な批判の末に『美味しんぼ』は答えを見つけるからだ...この感想を読む
二人ともおめでとう!…だよね?
良かったー、サブタイトルからもわかるけどとうとう山岡さん一大決心をしたんだね。おめでたい感じで終始進むのかな、と思いきやそこはやっぱり美味しんぼらしい展開。いきなり二木さんのおじいさんは倒れちゃうし。おまけに山岡さんまでも、勤務中に倒れて生命の危機になっちゃうし凄い展開続きです。でも、そこを栗田さんが迷うことなく自分の信じたとおりに突き進んでいく感じが好きです。海原雄山にも、ある意味立派な啖呵切っちゃうし。いろんな邪魔が入って、右往左往する珍しい山岡さんも見られました。今までの巻とはちょっと趣が違う感じがして、このシリーズの中でも結構好きな1冊になりました。
食の記憶
この、コミックスについて感想を書きたいと思います。初めに思ったのは「凄い」と思うのです。普段、何気無く食事をしている事にはなっているのですが、美味しい物などには記憶がハッキリと残っているのです。ですが、この巻数を読んでいくと、意外な物が食する事が出来るのではないかと感じてしまうのです。それ意外にでも、普段ならば食べられるのが難しいのではないかと思うような物が食べられるのは驚きにも感じられるのです。いずれにしても、食事には人との関わりが大切にもなってくるのではないかと思います。少しでも、食事について記憶に残るような感覚にもなってくるのではなかと思うのです。
納得させられます。
この、コミックスについては「火力」についてとなります。よく、テレビや食卓などでは「ステーキ」や「うなぎ」というのが出てくるのではないかと思います。これらの食品については、火の使い方にて味が変化してくるのです。スーパーなどでは出来上がりが並べられているのが目につくのですが、実際に食べてみると「こんな感じかな?」と思うのではないかと思います。ですが、実際に調理となれば結構な手間や経験などといったのが必要不可欠ではないかと思います。「本当に美味しいものは?」と考えてみればと感じるのではないかと思う巻数でした。これから、この食品については感覚を大切にしていきたいと思いました。