ジパングの評価
ジパングについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ジパングの感想
自衛隊から見る戦争
「ジパング」という物語現代の最新鋭イージス艦「みらい」が、太平洋戦争真っ只中の1940年代へタイムスリップ。ミッドウェー海戦で傷ついた一人の海軍少佐「草加 拓海」を助けたことで、歴史の歯車が大きく狂いだす。この先日本を待ち受ける悲惨な運命を知りつつも、歴史への干渉を避け、元の時代へ帰還する道を模索する「みらい」の乗員たち。しかし、「みらい」副長角松2佐からこの戦争の行く末を知らされた草加は、自らが思い描くジパングへ日本を導くため、世界を巻き込み動き出す。史実とは異なる日本を創造する草加とそれを阻止する角松。お互い自分の考える正義に基づき行動していく。自衛隊の姿憲法の矛盾を象徴する自衛隊が、現代とは異なる時代においてもその存在意義を賭け、戦闘や日本軍との接触を極力回避。しかし、そんな彼らとの事情は関係なしに、世界は「みらい」を歴史の表舞台に引きずり出し、米軍の猛攻が「みらい」を襲う。高出力の...この感想を読む