恋はデジャ・ブのあらすじ・作品解説
恋はデジャ・ブは、1993年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「赤ちゃんはトップレディがお好き」「ゴーストバスターズ 」のハロルド・ライミス。出演者は、ビル・マーレイ、アンディ・マクダウェル、クリス・エリオット、スティーヴン・トボロウスキー。 テレビの気象予報士をしているフィル・コナーズは、カメラマンのラリー、プロデューサーのリタと共に、パンクスタウニーという小さな町に来ていた。2月2日の聖燭節に町で行われるモグラによる占いの取材に来たのだが、フィルはこの町と取材が退屈でたまらない。不機嫌になりながらも取材を終わらせるが、吹雪のために道が封鎖されてしまい、もう一泊町に留まることになる。 次の日、フィルは不思議な事に気付く。ラジオから流れるDJの言葉、出会う人、会話、取材、吹雪。昨日と全く同じである。その次の日も同じなのだった。フィルは2月2日を永遠に繰り返していた。 時間に閉じ込められた男が、自分を見つめ直していく物語である。
恋はデジャ・ブの評価
恋はデジャ・ブの感想
人間の欲望の先にあるもの
人間の欲望の最終結末人間は理性のある動物だ。本能のままに生きる動物とは違うわけで、単純に欲望のまま行動しない。本当はこうしたい、今の仕事は嫌だ、もっとお金があったら…などと誰もが考える。それが現実になった場合、人はどう行動し、最終的に何を求めるのか。この映画は良い方に転んだ例を描いた作品だ。誰もがこっちの方に転べるとは限らないだろう。夢の中で夢だと分かったら何をする?過去に2回ほど、夢の中で夢だと分かったことがある。そのとき私はどうせ死なないんだからと窓から飛び降りてみた。今思えばもう少し落ち着いて、このチャンスに何をしてみようかと考えればよかった。しかし夢の中で夢と分かることはめったになく、考える余裕がない。この映画では毎日同じ日が繰り返されるわけで、考える時間もたっぷり。何をしてもOKだと分かると、人はやりたい事を手当たり次第やり始める。お金を手に入れ、やはり男性は女性と遊ぶことを...この感想を読む
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