刑事ジョン・ブック/目撃者の評価
刑事ジョン・ブック/目撃者についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
刑事ジョン・ブック/目撃者の感想
暴力的な社会と静謐で透明な空気をたたえたアーミッシュの社会の深い溝を鮮烈に描き、救いの心を求める「刑事ジョン・ブック/目撃者」
映画ファンとして、いつまでも心の中にそっとしまっておきたいような、そんな心の宝石とも言うべき大切な映画というものがあるものです。ピーター・ウィアー監督、ハリソン・フォード、ケリー・マクギリス、ルーカス・ハース出演の「刑事ジョン・ブック/目撃者」が、私にとっての、そんな数少ない作品のうちの1本なのです。フィラデルフィア駅の構内で、麻薬課の刑事が殺されるという事件が発生する。母親レイチェル(ケリー・マクギリス)に連れられた8歳になるアーミッシュの男の子サミュエル(ルーカス・ハース)が、偶然にこの事件を目撃していた。担当刑事のジョン・ブック(ハリソン・フォード)は、サミュエルから同じ麻薬課の刑事の犯行であることを知らされ、そのことを本部長に話した時から、ジョンは命を狙われ始めるのだった------。一面に広がる青い麦畑。その麦畑に風が渡っていき、波打つように麦の穂が風にそよぐ。この麦畑の小径を黒い服を着た人...この感想を読む