雲の中の散歩のあらすじ・作品解説
「雲の中で散歩」は1995年のアメリカ合衆国制作映画である。イタリア映画「Quattro Passi Fra Le Nuvol)のリメイク版。監督はアルフォンソ・アラウ。主演にキアヌ・リーヴス。時代背景は1945年、第二次世界大戦が終了し、出征した兵士が故郷へ戻って来る頃、アメリカ兵として徴兵されていたポール（キアヌ・リーヴス）もまたその一人であった。しかし、妻は彼を出迎えにも来ず、冷めた愛を実感しながらチョコレートの営業マンとして地方に仕事にでる。汽車の中で出会った美しい女性ビクトリア（アイタナ・サンチェス・ギヨン）が恋人の子を身ごもったまま恋人にに逃げられたと知ったポールは、恋人の身代わりとなって彼女の父親に会いにゆく…。広大な葡萄畑の広がるサクラメントの農園地帯の美しい映像を堪能できる作品であり、伝統的な田園の仕事風景は美しく、多国籍な人々との関わりと深い家族愛が描かれた心に沁みゆく恋愛映画。
