王女メディアのあらすじ/作品解説

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映画レビュー数 5,735件

王女メディアの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.004.00
キャスト
3.503.50
音楽
3.503.50
演出
4.004.00

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王女メディアの感想

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女の恐ろしさと悲しさと、女の愛の業の深さとが、異様な美しさと緊張で迫ってくる、女の怨念のドラマ 「王女メディア」

この映画は、女の"怨念"のドラマだ。もっと遡って、女というもの、母というものの原型を描いていると言ってもいいと思う。原型だから、いっさいの夾雑物や、現代的な見せかけや、複雑さをはぎとって、女そのものがむき出しになる。女の恐ろしさと悲しさと、女の愛の業の深さとが、異様な美しさと緊張で、観ている私の胸に迫ってくる。それほど、息苦しいまでの凄みで、目がくらみ、打ちのめされるような映画だ。この映画は、「奇跡の丘」や「アポロンの地獄」や「テオレマ」等の問題作を撮ってきた、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の作品だ。例によって、荒涼たる砂塵に、パゾリーニ的な古代世界が現出する。ギリシャ悲劇や神話で知られる王女メディアを演じるのは、イタリアの世界的なオペラ歌手のマリア・カラス。マリア・カラスと言えば、億万長者のオナシスの愛人でもあった、欧州きっての"誇り高き女性"として有名だった人だ。そのマリア・カラスが、...この感想を読む

4.04.0
  • 驟雨驟雨
  • 57view
  • 1502文字
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