失われた週末のあらすじ・作品解説
失われた週末(原題:The Lost Weekend)は1945年にアメリカで、日本で1947年に公開されたアメリカの映画である。 この作品は1945年度第18回アカデミー賞主演男優賞を含む3部門を受賞している。 監督のビリー･ワイルダーがチャールズ・R・ジャクソンの小説を基に脚色・脚本をチャールズ･ブラケットと共に執筆している。 主演は「呪いの家」「ダイヤルMを廻せ!」のレイ・ミランドが務め、ヒロイン役を「ジョニー･べリンダ」のジェーン･ワイマンが演じている。 公開当時の興行収入は430万ドル(制作費は125万ドル)で この作品は大学を中退し念願の小説家になったものの売れない小説家になっていたニューヨーカーのドンはひどいアルコール中毒に陥ってしまい、酒を求めて街中へ繰り出す中で恋人との記憶などがフラッシュバックしたり、中毒者の苦悶と恐怖が描かれている物語となっている。
