カサブランカのあらすじ/作品解説

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カサブランカのあらすじ・作品解説

「カサブランカ」は、1942年公開のアメリカ映画である。(日本では、第二次大戦後の1946年に公開されている。) フランス領モロッコの都市を舞台にして、ハンフリー・ボガート演じるアメリカ人のリックと、イングリッド・バーグマン演じるイルザとの間に芽生えたラブ・ロマンスを中心に、ドイツに抵抗する市民を描いた作品である。また、外交的な孤立政策であるモンロー主義の伝統があるアメリカにおいて、反枢軸国的な主張を盛り込んだ戦時下のプロパガンダ映画であったという側面もある。 1943年にアカデミー作品賞・監督賞・脚本賞を受賞しており、主演男優賞・助演男優賞・撮影賞・編集賞・作曲賞にノミネートされている。また、ニューヨーク映画批評家協会賞の主演男優賞・主演女優賞にもノミネートされている。 主演のハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンによる数々の名シーンや名文句は、非常に有名となり、後の映画に大きな影響を与え、数多くのパロディ作品を生んでいる。

カサブランカの評価

総合評価
4.254.25
(2件)
映像
3.753.75
脚本
4.254.25
キャスト
4.254.25
音楽
3.503.50
演出
3.253.25

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カサブランカの感想

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カサブランカの登場キャラクター

リック・ブレイン

ルノー署長

カサブランカの名言

君の瞳に乾杯

リック・ブレイン

パリにいた頃の恋人だったイルザと二人でシャンパンで乾杯する回想の場面で使われている。 またラストの場面、飛行場でリックからイルザへの別れの言葉として再びこの言葉が使用されている。回想シーンでは恋人への愛を語る言葉として、ラストシーンでは愛する女性の幸せを願う言葉として使われた名言

昨日なにしてたの?(女性) そんな昔のことは覚えていない(リック) 今夜会える?(女性) そんな先のことは分からない(リック)

リック・ブレイン

リックがしつこく絡んでくる女性をあしらうために言った言葉

私の運命を決めるのはこの私だ

ルノー署長

リックとの会話の中で、フランス人でありながら征服者であるドイツの手先とならなければならない立場の中でもプライドを失っていない事を暗に示すセリフ

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