E.T.の感想一覧
映画「E.T.」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
SFの形の中に込められた愛情
SFで宇宙人遭遇物はそれこそ数え切れないぐらいたくさんあります。その中でもこの一作は、おそらく飛びぬけた秀作としてずっと残るのではないかと思います。この作品は「宇宙人襲来」という言葉のもたらすイメージを裏切っており、それは宇宙船や宇宙人も出てきてはいるものの、映画のテーマとなっているのが、親の愛情が得られない孤独な子供と、同じように仲間とはぐれた宇宙人の子供との交流と愛情がテーマとなっているからでしょう。ただのドンパチものだったらありふれたSFでしょうが、これはスピルバーグの子供時代の意識を込めたというだけあって、誰にでも普遍的なものだと思います。名作として推します。
こんな宇宙人なら…
宇宙人というとどうしても目が真っ黒で全身タイツみたいな風貌を思い出すのですが、E.T.のような宇宙人ならお友達になりたいと映画を観て思いました。人に害を与えるわけでもなく、子供たちと仲良くしみんなを笑顔にしてくれる。なのに大人たちは「宇宙人だ!」とE.T.を取り押さえるシーンはドキドキ、そして大人にイライラしながら観ていたのを思い出します。指をくっつけてその先端が光って「オトモダチ」というシーンも好きですが、いろいろと変装させられているかわいいE.T.もとても好きです。現代の宇宙人が絡んだ映画ってどうしても怖かったりするのですが、この映画は子供も楽しめる映画なのでおススメ映画の1つです。
何度見ても感動
この映画を始めて見たのはもうずいぶん昔になります。あの当時はかなり感動したけれど、今はそれほど期待もしていませんでした。子供のころの感動と大人になってからでは大分見方が違っているだろうと思っていたので。それでもショップで見つけた時に懐かしくなってつい手に取ってしまいました。久しぶりに見たこの映画の感想は・・・タイトル通り、「感動」です。子供のころ見た時は普通に見れていたET。今は、かなりグロテスクで醜いような気がしました。でも、この醜い宇宙人と子供たちの友情には感動以外の言葉が見当たりません。時を隔ててみて見ても心を震わせる映画は、いつまでも感動できる映画なのですね。また機会を見つけて見たいと思いました。
音楽・設定・キャスト。全てにおいて完璧です。
私、宇宙人ものの話って結構怖い・・というか人間をさらいに来るみたいな設定が恐怖で苦手なものが多いのですが、ETだけは大好きです!宇宙人の心の純粋さが見ていてとても感動します!子供の頃はETのぬいぐるみをかなり大切にしていました笑。 当時はETをすごく可愛い思っていましたが、今見ると、結構シワシワでグロテスクで笑。でも、このストーリーを見たら、誰もがETと友達になりたいってきっと思うはずです!有名なシーンですが、やっぱり一番好きなシーンは、ETに白い布をかぶせて、みんなで森に向かうシーン。大好きなETのテーマソングとともに、子供達が自転車で空を飛ぶシーンは感動して、涙がでてしまうほど! クライマックスに向けてはかなり感動しすぎて涙腺ゆるくなってしまうくらい、とっても素敵な人間と宇宙人の友情ドラマです☆
トモダチィー
大好きな映画です。エリオットという少年の目の前に突如現れる宇宙人。その宇宙人をエキストラ・テレストリアルを略してE.Tと呼ぶ事にした。エリオットはE.Tと出会ってから誰かに何を教えるという喜びを覚えE.Tに色んな事を経験させてあげたくなった。どんな場所にもE.Tをつれて行く。その姿が可愛くて思わず笑ってしまいました。ハロウィンの時もE.Tを仮装させて外に連れ出すシーン。とても面白くてゲストとしてスターウォーズのヨーダが出てくるのも見ものです。一番好きなシーンはやっぱり自転車で空を飛ぶシーン。ワクワクし過ぎて自分も一緒に飛んだ感覚になってしまいます。E.Tが帰っていくシーンはやっぱり少し寂しく思ってしまいます。