熱いトタン屋根の猫のあらすじ・作品解説
熱いトタン屋根の猫は、1959年に公開されたアメリカ映画である。原作は、テネシー・ウィリアムズの同名戯曲。監督は、「暴力教室」「エルマー・ガントリー/魅せられた男」「冷血」のリチャード・ブルックス。脚本は、リチャード・ブルックス、ジェームズ・ポー。出演者は、エリザベス・テイラー、ポール・ニューマン、 バール・アイヴス、マドレーヌ・シャーウッド。 ブリックはフットボールの選手だったが、今は酒に溺れる毎日である。農園を営むブリックの父親ビッグ・ダディの誕生パーティーが行われ、家族一同が集まった。ビック・ダディは癌に罹っているため、ブリックの兄夫婦はビッグ・ダディが亡くなる前に農園を相続しようと媚を売るが、同じく農園が気になるブリックの妻マギーはそれが不愉快だった。ブリックは農園よりも、マギーが自殺した親友スキッパーと不倫をしていたのではないかという疑念に苦悩する。ビッグ・ダディは、酒に逃避するブリックを見て更正させようと諭すのだが・・・。 家族の愛憎が浮き彫りになる一夜を描いたドラマである。
