悪魔のいけにえのあらすじ・作品解説
「悪魔のいけにえ」は残虐描写の映画群の中でも頂点とも呼べる作品である。「レザーファイス」という殺人鬼が独り歩きしてシリーズものと化してしまったが、第一作の本作はロンドン映画祭で優秀作品賞を受賞したり、マスターフィルムがニューヨーク近代美術館に保存されたりと評価の高いエンターテイメント性の低い芸術作品である。原題も「テキサスチェインソー虐殺」と言うように娯楽性が低い。映画は荒涼たるテキサスで行われる殺人事件をまるでドキュメンタリーのように淡々と語られる。16ミリフィルムで撮影されたことにより誇張の少ない手振れ映像も残虐性を煽る。その後はシリーズ化されトビ・フーパー監督も撮影したが一作目の残虐性を超えることはなく、一作目の異常さは突出していた。5人の男女が理不尽な虐殺に合うストーリーは非常にシンプルだ。製作費がかかっていないため、そのチープさが異常性を際立たせる一助になっている。 血みどろ映画をいう「スプラッタムービー」の総称の中でも際立った作品であることは間違いない。
悪魔のいけにえの評価
悪魔のいけにえの感想
現代ホラーのモデルになったのが分かる怖さ
たまたまテキサスにドライブ旅行に来た若者四人組が、恐ろしい殺人鬼の一家と知り合い、次々にその犠牲にされてしまうという話です。冒頭のラジオからその凶行が暗示されますが、実際にその通りの想像を超える凶行です。これを見たときはテキサスは開拓地とか豪快とか言われてるけど、やっぱアメリカ人にも野蛮の得体のしれないというイメージを持つ人間がいるんだろうかと思いました。肉屋の解体業?らしきものを営む家族。その中の狂気の大男がチェーンソーを振り回しながらおってくるシーンはこれがジェイソンの元になったのかと感心しました。実話にヒントを得たというのが恐ろしいです。全編で絶叫が相次いぎ、当時学生で夜中にアパートで見ていたので、さすがに近所にまずいと思ってイヤホンで聞いたのを思い出します。
スプラッター映画の金字塔!
骨で家具、人肉でソーセージをつくっていたという、実在する狂人家族による事件を映画化してます。古い映画ですが、今見ても恐ろしく、そして面白いです。レザーフェイスが轟音を立てながらチェーンソーで追い掛け回すシーンは最恐です!すごいなー、ホラーって普通お色気シーンとか出てくるけど、本当の変態は女性の体なんかには目もくれないんですね。食事のシーンはほんとうに狂ってて不気味です。それにしても、いつみてもフランクリンはかわいそうです笑ドライブメンバーの構成からしていじめだし、しょんべんタイムでは車いすから転落するし、レザーフェイスの兄からは腕は切られるし、結局抵抗できない中でレザーフェイスにめったぎりにされて死ぬっていう。スプラッター作品であんなハンデあってかわいそうなキャラは最初で最後だ。テキサスチェーンソーやテキサスチェーンソービギニングも面白いのでぜひ見てください。この感想を読む
悪魔のいけにえの登場キャラクター
ババ・ソーヤー
よみがな:ばば・そーやー ニックネーム:レザーフェイス 性別:男性 国籍:アメリカ合衆国 住まい:テキサス州にある荒野の一軒家 性格:家族に従順。発達障害で精神年齢は8歳児程度。恋した女性を殺さずにいる人間臭い一面も持つ。 特徴:人の顔をはいで作った仮面をかぶり、チェーンソーを片手に持ち旅行者に襲い...
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