水中騎士のあらすじ・作品解説
水中騎士は、木城ゆきとの漫画作品で、ウルトラジャンプ誌上にて1998年から2000年9月号まで連載、単行本として3巻を刊行している。 今作品は、世界の果てが存在する海の世界を舞台に、シャチに乗った騎士が活躍する海洋冒険ファンタジーである。 この世界はマルムンドと呼ばれており、甲冑をまといシャチに乗った騎士が大海原を駆け巡る。その西の果て、名前もついておらず地図にもないこの岩礁には周囲を照らす灯台があり、父と息子の2人とシロクロというシャチ1頭が灯台守をしている。嵐が過ぎ去ったある日のこと、息子が銛をつかって漁をしていると別のシャチが現れ、息子の背中をぐいぐいと押していく。海の中を覗いた息子は光るものを発見し、海に潜って近づくと光り輝く甲冑が沈んでいた。息子は父に伝えると早速引き上げ、これは騎士だと説明された。父が甲冑を固定するかんぬきを外すと中に女の騎士が気を失っている。女騎士の名前はルリハー、新米騎士であるため嵐で遭難してしまった。 一方、この岩礁に近付く異邦人の姿があった。その目的とは一体!?