BLACK CITY 叶恭弘短編集のあらすじ・作品解説
ＢＬＡＣＫＣＩＴＹ叶恭弘短編集は、１９９６年８月に集英社のジャンプコミックスから発売された読み切り作品を集めた短編集である。作者は、１９９２年の週刊少年ジャンプで行われていた月例新人漫画賞ホップ☆ステップ賞の１月期第８３回に「ＢＬＡＣＫＣＩＴＹ」で入賞し、週刊少年ジャンプ増刊１９９２年ＡｕｔｕｍｎＳｐｅｃｉａｌに掲載されデビューを果たし、２００６年から２００８年まで全９９話連載された「エム×ゼロ」などの代表作を持つ叶恭弘で、本作が作者の初めての単行本となった。 単行本には、表題作でホップ☆ステップ賞に入選した異世界に飛んでしまった主人公と超能力者の戦いを描いたデビュー作「ＢＬＡＣＫＣＩＴＹ」、週刊少年ジャンプ１９９３年の１２号に掲載された２重人格の暗殺者が主人公の「恵太二人」、ＷＪ増刊１９９５年ＡｕｔｕｍｎＳｐｅｃｉａｌが初出でクローンの悲劇を扱った「ＰＲＯＴＯＯＮＥ」、ＷＪ増刊１９９６年Ｗｉｎｔｅｒに掲載されたゲームのキャラクターが現実世界に出てきてしまう「ＪＥＷＥＬＯＦＬＯＶＥ」の計４作品が収録されている。
