グラナダ−究極科学探検隊−のあらすじ・作品解説
グラナダ~究極科学探検隊~は、週間少年ジャンプ(集英社)にて連載していたいとうみきおの漫画作品である。同誌にて読み切り作品のジュゲムジュゲムを掲載したのち、これを多少改変とタイトルを変更して2003年1号から16号まで連載しており、コミックスは全2巻既存している。 現在の科学をはるかに凌ぐ高度な科学を持っていたとされるグラダナ文明、噂によるとグラナダの正典を66冊集めた時、どんな願い事も叶うと言われていた。しかし、多くの人々はこれを信じては居なかったがワイリー・フィリッポはグラダナの科学を信じていたのである。主人公の二神ジュゲムは小さな頃からワイリーの元で育ち、友人の森太郎と共に正典を探して旅立つのであった。途中、意思を持つ指輪「ゴッドリングアトム」を見つけジュゲムのみが使える物であったが、相当な脳の疲労を促す副作用があり、ジュゲムは幻を見るようになる。そこには現代の文明の格好をした生まれて間もない頃の自分であった。
グラナダ−究極科学探検隊−の評価
グラナダ−究極科学探検隊−の感想
グラナダ?そんなことよりロマンタジーノだ!
いとうみきおの打ち切られ作品私はいとうみきおの作品が好きだ。勢いのある青春、個性的なキャラクター、美学を貫くおっさん、そして必殺技。いとうみきおの作品、というかノルマンディーひみつ倶楽部にはそれらが詰まっていた。しかし、このグラナダはどうだろうか。前作と似たような主人公、よく分からない科学理論、唐突に始まる過去編、打ち切られ要素が詰まってしまっていた。残念ながら打ち切られて当然の作品であった。読みきりの『ジュゲムジュゲム』は面白かったんだけれど。ロマンタジーノ!二巻の巻末に載っている一話読みきり漫画。いとうみきお(当時は伊藤幹雄名義)のデビュー作。悪党はこびる西部の町!看板娘がピンチだ!立ち向かう渋いおっさんと自称ヒーロー!彼らは悪党どもをやっつけることができるのか!よくある西部劇のストーリー、よくいそうなキャラクター。しかし、主人公の百銃のジーノはどうだ。自称ヒーローの熱血漢。後ろか...この感想を読む