天地を喰らうのあらすじ・作品解説
「天地を喰らう」は、集英社が発行する漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」にて1983年から1984年にかけて連載されていた三国志を題材とした漫画作品。作者は「サラリーマン金太郎」「男一匹ガキ大将」「俺の空」など数々の代表作を持つことで知られる本宮ひろ志。単行本はジャンプ・コミックスから全7巻、総集編が全5巻、ジャンプ・コミックスデラックスおよび集英社文庫コミック版から全4巻が発売されている。 「三国志演義」を題材とし、劉備を主人公としているが、人間が住む世界のほかに天界・魔界・地獄界が登場するなど独創的なアレンジが加わっている。劉備と孔明が出会い、天界にて神の試練を授かることからストーリーは始まる。黄巾の乱や虎牢関の戦いといった戦乱を描く中、唐突に強引な終わり方をしてしまう。いわゆる打ち切りであり、未完作品である。 本作を原作とした同タイトルのゲームがカプコンより発売されている。機種はファミリーコンピューターやアーケードなどがあり、ゲームジャンルはRPGやアクションゲームなど様々なものがある。
