中二病でも恋がしたい!の感想一覧
アニメ「中二病でも恋がしたい!」についての感想が5件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
痛々しいは素晴らしい
基本みんな中二病学生の頃マンガを読んでいたとき、現実もこんなだったらいいのになと思いませんでしたか。そして大人になってみると学生って素晴らしいよな。と学生時代を美化して嫌だったことより楽しかったことばかりが思い出されます。大人が描く学生生活はそりゃ夢見がちにもなるものです。ところが実際はというとはえぐい人間関係とか色々嫌なことのが多かったりしますが、忘れてはならないのは若きゆえに生じていた自意識過剰の痛々しいノリや、夢抱いたありえない都合のよすぎる恋愛妄想。誰もが持っている忘れさせてほしい思い出を今作はギュギュっと詰めてきました。心が激しくえぐられます。こいつらほどひどくなかったよ!と思えるような青春を過ごせた人はこの作品ははまらないかもしれません。普通に彼氏彼女がいてアニメやラノベなんか興味もなかった。なんて人はそれ程共感できるジャンルの気恥ずかしさはそもそも経験がないでしょうから。...この感想を読む
大まかな内容とキャラの関係性
こちら中二病でも恋がしたい!は中二病だった過去を忘れそのことを誰も知らない場所に行き高校生活を送るアニメ!物語の主人公 冨樫勇太は田舎の高校に入り友達作りから入るのだった。最初に出来た友達は後ろの席の一色誠 一色はクラスの女子のあらゆるデータを調べておりそのデータが書いてあるメモ帳を落とし女子に見つかった時にはブーイングの嵐となった。一式は謝罪の気持ちも込めて坊主にすることを決意し坊主になった。後に勇太の彼女になる小鳥遊六花は中学生時代の勇太と出会っていてその時に六花も中二病に目覚めた。六花には姉がいるが厳しい姉で何かと勇太にもちょっかいを出している。ある日 立花のおばあちゃんの家に行くことになり知ったのだが六花の親がいないことに気づいた勇太は六花を元気づけようと一緒に六花の実家から脱走した。青春の1ページですね。その他にも同じ部活に所属する丹生谷 森夏 通称モリサマーや五月七日くみんや六花...この感想を読む
中二病の美少女
中二病でもこしたい。このアニメの主軸となる方はタイトル通り中二病の人、過去に中二病だった人たちです。男子はイケメンとは言えないけど、出てくる女の子は可愛いですね。自分としては高校生で童顔は最高としか言えません。キャラクター以外にも背景などにも注目して語っていきます。全体的にクオリティが高いと評価します。また、中二病の空想世界でのバトルシーン。ほんのり暗い空間で戦うことで現実感のなさを感じさせてくれますね。また、背景が暗いと中二病の空想で出てきた武器やビーム、蛇王心眼の光などがより目立っていますよね。映像に触れるのはこれくらいにしてキャラクターに触れていきたいと思います。キャラクターが中二病だけでは話が面白くないと思ったのか中二病の方と元中二病の方をセットにしているところとか個人的には評価します。中二病の方だけでは生まれない思い出して悶え出す元中二病の方達は笑える一つのポイントだと思いま...この感想を読む
中二病アニメ
多くの人が通るであろう黒歴史、中二病を取り扱ったこの作品。共感出来る人も多いことと思いますが、私もそのうちの一人ですw過去に中二病だった富樫勇太(主人公)と現在中二病である小鳥遊六花(ヒロイン)を中心に物語が展開していきます。全体的に、とても安定感のあるアニメだと思いました。近年の京アニの男性向け萌え路線についていけずこの作品も無理かと思っていましたが、女性の私でも楽しんで見れました。最初の数話のうちはラブコメディアニメかと思い見ていたのですが、回を重ねるごとに意外と深くシリアスな面もあり、六花の悲しい過去、中二病になった理由が徐々に明かされていきます。そして勇太と六花の関係も明らかになっていきます。後半は特に私好みの展開で、最終回は泣けました。
ある意味斬新!
絵柄も可愛く、ストレスなく楽しんでみれました。舞台は高校、高校生になった今も中二病発症中(笑)の小鳥遊六花と、中二病を卒業した富樫勇太の日常系アニメです。他にも中学生で中二病の凸守や、別のカテゴリーの中二病卒業者の丹生谷等、中二病キャラが満載です(笑)設定・・・というかキャラクターはそんなに作りこまれているでもなく、普通な印象でしたが、立夏の中二病設定などは斬新だと感じました。これまで中二病のキャラクターはいても、それを劇中で堂々と「中二病です!」ってやっているものを見たことがなかったので・・・戦闘・・・とっていいのかはわかりませんが、戦闘のようなシーンもあります。基本妄想です。中二病の感じが余すところなくみられる一品でした。中二病を知らない方でも、普段中二病という言葉を知っている方でも楽しくみられると思います。