炎の闘球児ドッジ弾平のあらすじ・作品解説
炎の闘球児ドッジ弾平とは、こしたてつひろ原作のドッチボールを題材とした漫画及びテレビアニメである。1989年から1995年まで月刊コロコロコミックと別冊コロコロコミックにて連載され、その後1991年10月14日から1992年9月21日までテレビ東京系列でアニメ化された。当時の小学生のドッチボールブームを巻き起こした作品である。 舞台は主人公の小学生一撃弾平が通う球川小で、弾平はかつて伝説的な闘球選手だった父の影を追いかけ、親友の小仏珍念と共に闘球部に入部するのである。厳しい先輩との出会いで、生意気な性格の弾平は異例な過酷とも言える入部テストをさせられてしまうのである。しかしそれを耐え抜いた弾平は先輩に認められチームの中心へと成長していくのである。 永遠のライバル二階堂大河との対決の中で、仲間との絆や過酷な練習を経て切磋琢磨し強くなっていく弾平を描いた作品である。 2008年にはTOKYO MXにて再放送された。
炎の闘球児ドッジ弾平の評価
炎の闘球児ドッジ弾平の感想
スポーツアニメを代表する一作……だと思うが
世の中にドッジボールを流行らせたアニメ。コロコロに連載していた漫画の方とは異なる終わり方をしていて、最後の方の話は完全にアニメオリジナル。日本人の大好物である「逆境に負けずに立ち向かうキャラクター」「小細工なしに真正面からぶつかっていく展開」が盛りだくさんに入っている。当時子供にドッジボールをあれだけ流行らせたのだから、大人も子供もやはり上記の要素が大好きなのだと証明した作品だと思う。私も好きなアニメではあるけど、最終回で主人公のライバルが突然「世界中で苦しんでいる動物たちを助けたい!だからドッジボールやめる!」って言ったのには子供ながらにポカーンとした。確かにアニメに世界問題を盛り込むのはある意味効果的ではある。子供は素直だし、ドラえもんの映画は特にそれが顕著で当時子供だった自分もドラえもんを通して色んな環境問題を知った事実はある。けれどドラえもんの映画は初めから物語の中にそういった...この感想を読む