TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー]の感想一覧
アニメ「TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー]」についての感想が5件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
“タイバニ”人気をあらためて考察
”一段上”のアニメ作品さとうけいいちは、3DCGアニメ『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』や、2016年10月に公開予定の大ヒットコミック『GANTZ』の3DCG作品・『GANTZ:O』の監督として、近年めざましい活躍をしているアニメーション監督だ。特に取り上げたこの二つの原作作品は、国内・海外で非常に知名度の高い作品であり、熱狂的なファンが多数存在する。そのような人気作品が後年に映像化されるとなれば、ファンが作品を観る目は当然、厳しい。だが、さとう監督はそんなファンの重圧を跳ね除け、『星矢』では世界的成功を収め、続く『GANTZ:O』でも必ずや良い作品を作ってくれるであろうと期待されている。さとうけいいち監督の名を、一躍世に知らしめたのが『TIGER&BUNNY(以下、タイバニ)』だ。実力派声優のキャスティング、『ZETMAN』などで知られる有名漫画家・桂正和氏のキャラデザという抜け目のない布陣を敷いただけではなく、実在...この感想を読む
ようやくのヒロイン回
ようやくヒロイン枠であるブルーローズことカリーナに出番が来ました。初回からセクシーな衣装でアピールしてくれてはいたものの、肝心の中身は虎鉄とバーナビーの話ばかりで(まあ主人公同士なのだから当然なのですが)この話が来るまではひょっとして完全に腐向けなのか、なんて思ってたりもしたので一安心です。しかし正しい意味でのヒロイン枠はブルーローズことカリーナで間違いないのですが、タイガー&バーナビーの二人の絆の話がどうしても多くなってしまうのは仕方のないことなのでどうしてもブルーローズは煽りを食ってしまうことになってしまいます。もっとも虎鉄とは年齢もかなり離れているし複雑な事情があるので素直な恋愛展開にならないのも無理のないことではあるのですが。
楽しかった!
面白かった、というより楽しい作品でした。ご都合主義な展開やツッコミどころはいろいろありましたが、「まぁいいか」と思わせる勢いで最後まで突っ走ってくれました。「そうだろうな」と思ってたところはちゃんと「そう」で安心しました。マーベリックの結末はちょっと後味悪いですが。チャーハンがバニーにとって重要アイテムだったとはビックリでした。一人で練習している姿を想像すると笑えますね。深夜アニメでしたが、小学校高学年の男の子とかが見ても楽しめるんじゃないでしょうか?他のヒーローを主役にしたスピンオフとかも期待したい良作です。特にブルーローズがこの後、虎鉄さんにどうアプローチするのかを是非見てみたいです。
でこぼこコンビの登場
2011年のアニメ界をまどマギとともに席巻したタイガー&バニーのブルーレイ1巻。1話のみ収録。これ、一回最後まで見てから見返すと出だしのおじさん結構クソなんだよな...笑。やる気がなさすぎる!なんかいつの間にか後半ではほんとにいい男になってたけど、出だしのおじさんほんとダメですよね?結構見ててイラッとすること多かった。後半は完全に失われるバニーちゃんのツンデレ芸が拝める1話です。最初聴いたとき全然よくないと思ってたけど、前半の主題歌(OP)結構世界観に合ってていい曲ですね。シュテルンビルトの街の設定、かなり凝っていていいなと思います。犯罪多すぎて絶対住みたくないけどね...。
サラリーマンヒーロー
1話1話が面白く、中毒性のあるアニメでした。サラリーマンヒーローという、企業がヒーローのスポンサーになるという設定は新鮮で面白かったです。アメコミ風のキャラ設定に抵抗感がある人もいるかもしれませんが、見始めればそんなことは全く気にならないほどに、楽しいです。キャラもストーリーも魅力的で、素晴らしい出来でした。ただ、中だるみがあったのが残念。私がそう感じただけなので、こればかりは人の好みになり一概に悪かったとは言いません。萌え要素が少ないので、人にも進めやすい作品だと思います。ギャグとシリアスが上手く混ざり合っているので、ぜひ手にとってみて下さい。