不可思議堂奇譚のあらすじ・作品解説
「不可思議堂奇譚」は、1994年に週刊少年ジャンプに連載されたえんどコイチ(本名:遠藤幸一)作の日本の少年漫画で、コミックは1巻完結。 ヒロイン不可思議穣と老婆不可思議無量が経営する"不可思議堂"で出会った人々の摩訶不思議エピソードである。この2人が様々な商品を通じて人々の心の隙間を埋めていく感動ストーリー。穣・無量がどのように活躍していくかが見どころな人情ものの漫画である。このコミックを読んで涙を流した人も少なくない。この漫画が1巻で完結してしまったことを悔やんでいる人も多い。作者のえんどコイチの作品は、「不可思議堂奇譚」の他にも、「死神くん」や「ついでにとんちんかん」が有名である。「ついでにとんちんかん」に関してはアニメ化までされていたため、根強いファンを多く持つ漫画家であることは間違いない。彼は1981年に週刊少年チャンピオンでデビューし、1983年に集英社に移籍。2012年以降青年漫画誌を中心に作品を発表している。