モンスターズ・インクのあらすじ/作品解説

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モンスターズ・インクのあらすじ・作品解説

「モンスターズ・インク」は2001年公開のディズニー、ピクサー共作の映画である。ピート・ドクター、デヴィット・シルバーマン、リー。アンクリッチによる共同監督作品。CGアニメーションの長編で、日本では2002年に公開、東京ディズニーランドのアトラクションにも登場し人気を得ている。多くのディズニー映画ストーリーとは一風違い、恋愛や魔法やプリンセスが登場せずファンタジー要素も少ないが、モンスターと人間の子どもとの不思議な世界観と心温まるつながりが共感を呼び、大人が観ても楽しめる作品となっている。2001年アカデミー賞では主題歌「君がいないと」が受賞。ストーリーは、モンスターの世界と人間の世界が子供部屋のクローゼットで繋がっており、モンスターは子どもを怖がらせるのが仕事。外観も色も様々なモンスターたち。でもそんなモンスターも人間に触られると消滅する、と教えられているため人間には近づかない。ところが、ある日モンスターの世界に迷い込んできた無邪気な女の子の存在で、モンスターたちの心も変化していく…。

モンスターズ・インクの評価

総合評価
4.304.30
(5件)
映像
4.504.50
脚本
4.304.30
キャスト
4.104.10
音楽
4.004.00
演出
4.604.60

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モンスターズ・インクの感想

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子供の叫び声を消して笑い声に変えた最高の物語

子供を怖がるモンスター達の不思議な仕事とは?!さすがディズニーと思う程素敵なアニメでした。素直にそんな感想を持ちました。子供だからこその思いをうまく表現されていて良かったです。モンスターが様々な外見をしていて皆が性格が異なりまるで人間と同じようでした。外見だけをみると、とても奇妙で恐ろしいモンスター達ですが、それぞれに思いがあって日々を送っています。彼らの仕事は、子供を怖がらせて子供達の悲鳴を手に入れることです。その悲鳴がエネルギーとなりそのエネルギーを作るために、子供を脅かすモンスター達ですが、実はモンスター達は、人間の子供が恐ろしい生き物だと勘違いをしていました。人間の子供がある日モンスターの世界へ迷い込んでしまい、みな大慌て。人間の子供が恐ろしい生き物だなんて、きっとすぐ大きな声で泣いたり笑ったりするので恐ろしい生き物だと認識していたのでしょう。私もそうですが、人間の子供からして...この感想を読む

4.54.5
  • りかりか
  • 341view
  • 2035文字
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人間の子どもを驚かし、その恐怖の悲鳴エネルギーによって生活しているモンスターたち。しかし、そのモンスターたちは子どもたちを恐れ、ウイルスであるかのような扱いをしています。人間の子どもをモンスターの世界に連れてきてしまったことから物語は展開していきます。ある意味、敵のような存在であったモンスターと人間の子どもが絆を築いていく物語ですが、見ていてとても温かい気持ちになれます。最後、悲鳴でなく子どもの笑い声のほうがエネルギーが高いことに気付いて、そちらに転換するという結末がとても良かったです。悲鳴より笑い声のほうがエネルギーとなり、生活がより幸せになるというのはこの映画に込められたメッセージなのではないでしょうか。2001年に公開されたとは思えないくらい優れたCG作品で、主人公のサリーの毛のふわふわ感やマイクの身体の質感が伝わってくる気がします。また、ランドールがサリーを追いかけるシーンは臨場感た...この感想を読む

4.04.0
  • にょろにょろ
  • 81view
  • 508文字

感想をもっと見る(5件)

モンスターズ・インクの登場キャラクター

マイク・ワゾウスキ

所属:モンスターズ・インク 性格:短気でそそっかしい 特徴:一つ目に緑のボールから手足が生えたような体つき 特技:ドッチボール 物語上での目的:サリーの親友・仕事のアシスタント

ランドール・ボッグス

所属:モンスターズ・インク 性格:陰湿かつ狡猾 特徴:8本の手足を持つ紫色のトカゲのよう 価値観:怖がらせ屋としての実力は高いが業績を上げるためなら手段を選ばない 特技:カメレオンのように体色を周囲の風景と同化させ、まるでその場から消え去ったかのように見せる能力

ジェームズ・フィル・サリバン

ニックネーム:サリー 所属:モンスターズ・インク 性格:温厚かつ謙虚 特徴:240センチの巨体に2本の角、紫斑点のある青緑の毛むくじゃらの姿 特技:社内一の怖がらせ屋

キャラをもっと見る(5件)

モンスターズ・インクの名言

名前つけると愛着が湧いちゃうでしょ

マイク・ワゾウスキ

サリーが子供のことを初めてブーと呼んだ時

お前とはいつまでもいつまでも友達でいたいんだ。

マイク・ワゾウスキ

相棒であるサリーと喧嘩してしまった後の、仲直りをするためのシーンで使われたセリフです。違う価値観をもつ相棒の行動によって、人間の世界へ追放されたにもかかわらず、大切な友人を思って出たストレートな本音です。

君と僕はチームだ。僕らの友情より大事なものはないんだ。

マイク・ワゾウスキ

サリーと喧嘩した際に、仲直りする時に言った言葉

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