モンスターズ・インクの感想一覧
映画「モンスターズ・インク」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
子供の叫び声を消して笑い声に変えた最高の物語
子供を怖がるモンスター達の不思議な仕事とは?!さすがディズニーと思う程素敵なアニメでした。素直にそんな感想を持ちました。子供だからこその思いをうまく表現されていて良かったです。モンスターが様々な外見をしていて皆が性格が異なりまるで人間と同じようでした。外見だけをみると、とても奇妙で恐ろしいモンスター達ですが、それぞれに思いがあって日々を送っています。彼らの仕事は、子供を怖がらせて子供達の悲鳴を手に入れることです。その悲鳴がエネルギーとなりそのエネルギーを作るために、子供を脅かすモンスター達ですが、実はモンスター達は、人間の子供が恐ろしい生き物だと勘違いをしていました。人間の子供がある日モンスターの世界へ迷い込んでしまい、みな大慌て。人間の子供が恐ろしい生き物だなんて、きっとすぐ大きな声で泣いたり笑ったりするので恐ろしい生き物だと認識していたのでしょう。私もそうですが、人間の子供からして...この感想を読む
大人も楽しめる!ピクサー作品
人間の子どもを驚かし、その恐怖の悲鳴エネルギーによって生活しているモンスターたち。しかし、そのモンスターたちは子どもたちを恐れ、ウイルスであるかのような扱いをしています。人間の子どもをモンスターの世界に連れてきてしまったことから物語は展開していきます。ある意味、敵のような存在であったモンスターと人間の子どもが絆を築いていく物語ですが、見ていてとても温かい気持ちになれます。最後、悲鳴でなく子どもの笑い声のほうがエネルギーが高いことに気付いて、そちらに転換するという結末がとても良かったです。悲鳴より笑い声のほうがエネルギーとなり、生活がより幸せになるというのはこの映画に込められたメッセージなのではないでしょうか。2001年に公開されたとは思えないくらい優れたCG作品で、主人公のサリーの毛のふわふわ感やマイクの身体の質感が伝わってくる気がします。また、ランドールがサリーを追いかけるシーンは臨場感た...この感想を読む
モンスターズ株式会社にエントリーシート出してみたい
この作品はいつも吹き替え版を見るのですがマイク役の田中さん、サリー役の石塚さんがぴったりのはまり役で、感心してしまいます。子供の悲鳴がエネルギーになるという発想もおもしろいし、キャラクターがみんな個性的でユーモアたっぷりなモンスターがたくさん出てきます。モンスターが会社勤めをしていて、怖がらせるのが仕事なんて、夢のある話だなあと思います。映像も、素晴らしく、ふさふさしたサリーの毛並みがたまりませんね。ブーも、ものすごく表情豊かで可愛いです。ところどころにブラックユーモアも効いていて子供だけでなく大人も楽しめる作品になっています。
本当に怖いのは・・・!?笑いあり涙あり♪
子ども部屋のクローゼットの向こう側は、なんとモンスターたちの世界!!だなんて小さい頃考えた事ありましたよね。小さな隙間が怖いなんてしょっちゅう考えてました!!家族向けや子ども向けと言われていますが、素晴らしいCG映像が繰り広げられているし♪モンスターたちを生き生きとした表情や声などを表現してあるし♪夢のあるストーリーで、大人も飽きさせずに、モンスターの世界に引き込んでくれますよ☆ブーの可愛さがなんとも言えず愛くるしいんです。母性本能をとってもくすぐられます!!ラストシーンがちょっとだけいただけないかもしれません。感動の別れだと思ったのに、扉が直っていつでも会えるようになるなんて∑(゚ω゚ノ)ノなんか、せっかくの感動が・・これちょっと違うかたちにできないんでしょうか?
アニメなんて子供が観るものという概念を見事に打ち破りました!
アニメ映画はほとんど観ていなかった頃、友人に勧められて観たあの時の衝撃が忘れなれない程面白い映画です。子供はもちろんのこと、大人も楽しめる映画だと思います。なんて言ってもストーリーがテンポ良く一気にモンスターズ・インクの世界に入り込めます。アニメなので字幕よりは吹き替えのほうが良いのですが、サリバン役も石塚英彦さんも、ワゾウスキ役の田中裕二さんもベストチョイスな感じなのですが、劇中歌は無理やり日本語にしているのでちょっと合わないのが残念な点です。とにかく女の子ブーがかわいすぎる!子供が欲しくなってしまうくらいです。アニメなんて子供の観るものでしょと敬遠している人こそ観て欲しい作品です。きっと最後には「がんばれー」って手に汗握っていますよ!きっと。