耳をすませばのあらすじ/作品解説

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映画レビュー数 5,735件

耳をすませば

4.504.50
映像
4.50
脚本
4.10
キャスト
4.40
音楽
4.60
演出
3.50
感想数
5
観た人
7

耳をすませばのあらすじ・作品解説

『耳をすませば』は1995年7月15日に公開された青春アニメ映画で、制作はとなりのトトロや魔女の宅急便などで有名なスタジオジブリ、監督は近藤善文である。 原作は柊あおいが集英社の少女漫画雑誌『りぼん』で1989年8月から11月まで連載した作品であるがアニメ映画化に伴い、主人公の年齢など一部変更されており少女漫画の原作では中学1年生であったが、アニメ映画の設定は中学3年生である。 アニメ映画版のあらすじは、本が大好きな少女、主人公『月島雫』は父親が図書館で働いていることもあり、よくそこに通い読書をしていた。そこで自分が読んだ本を自分よりも先に借りている少年『天沢聖司』の名前を見つけ彼が同級生だと知り、気になりはじめたある日、不思議な猫と出会い物語が展開していく、爽やかな恋と青春を題材としたアニメ映画であり、物語中に登場する街並みは東京都の多摩市や武蔵野市、京王電鉄などである。また、第13回ゴールデングロス賞・最優秀金賞などたくさんの賞を受賞した作品である。

耳をすませばの評価

総合評価
4.504.50
(5件)
映像
4.504.50
脚本
4.104.10
キャスト
4.404.40
音楽
4.604.60
演出
3.503.50

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耳をすませばの感想

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私の過去と娘の未来

反抗期は誰にも訪れるこれぞ思春期の心境を上手く表現した作品だ。細かい描写に風を肌で感じるような印象を受けた。主人公の少女が感じているごく普通の感情が、私が彼女と同じ年に感じたものと良く似ている。そんな感情はみんなが抱くものなのだろうか。誰かに恋をしたり、側にいるだけで心臓がバクバクして彼に鼓動が聞こえてしまうのではないだろうかと更に焦ったものだ。今日は一言だけど、彼と喋った!と嬉しくて仕方がなかった頃のあの淡い気持ちが記憶の奥底から蘇ってきた。ここまで記憶が蘇ってくるのはこの作品の様々なシーンから感じられる懐かしい風景や空気の匂い、友達の笑い声、その全てが蘇ってきたのだ。私は反抗期というものを経験したことがない。一般的に誰も通るらしい道だが、私にはそれがなかった。私の母もそう言っていた。珍しいのかもしれない。思春期の時期になっても反抗期らしきものはなかった。なぜだろう。自分でも良く分か...この感想を読む

4.04.0
  • りかりか
  • 8view
  • 2120文字
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夢みることを諦めないで

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5.05.0
  • yhayashidayhayashida
  • 4view
  • 566文字

もがきながらも成長する少女の姿に共感

1995年のスタジオジブリのアニメ映画柊あおいのマンガが原作本が大好きな主人公、月島雫と彼女が図書館で借りた本をすべて読んでいた少年、天沢聖司との恋と成長の物語。スタジオジブリらしく、登場人物が実に生き生きとしている。映像も美しく、テンポもいい。素晴らしい完成度を誇っているといえる作品だ。ジブリ作品の中でも特に、登場人物の心情を繊細、かつ丁寧に描いた作品といえる。見どころは、主人公の悩み、もがきながらも自分の道を探っていこうとする姿だ。家族と衝突したり、周りに助けられたりしながら、前に進もうと努力する月島雫の姿は、同世代の共感を呼ぶだろう。楽しいのは、天沢聖司のバイオリンと聖司のおじいさんたちの楽器演奏をバックに、月島雫が、カントリーロードを歌うシーン。心が躍り、何とも言えない心地よさがある。この映画の中で、アクセントとなっているシーンといえる。恋愛物語としても十二分に楽しめる。最後の...この感想を読む

5.05.0
  • ayaaya
  • 11view
  • 520文字

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耳をすませばの登場キャラクター

天沢聖司

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耳をすませばの名言

ひとと違う生活はそれなりにしんどいよ。 言い訳できないからね。

月島靖也

主人公の雫がこれからどうしたら良いか自分の未来に迷っている時、父がくれた言葉

はじめから完璧なんか期待してはいけない

西司朗

雫が西司朗(地球屋のおじさん)に物語を書きたいと伝えたシーン。「最後まで書けるかわからない」と雫が言った時にこの言葉で、何かを始めたいときに成功するか、失敗するかの不安な気持ちをできなくて当たり前、失敗しても大丈夫という気持ちにしてくれる言葉です。

私、背伸びしてよかった。自分のこと前より少し分かったから。

月島雫

朝もやの中、聖司と一緒に自転車で朝日が昇ってくるのを見ながら。

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