大人も楽しめる!ピクサー作品 - モンスターズ・インクの感想

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映画レビュー数 5,784件

大人も楽しめる!ピクサー作品

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
3.0
音楽
3.5
演出
4.0

人間の子どもを驚かし、その恐怖の悲鳴エネルギーによって生活しているモンスターたち。しかし、そのモンスターたちは子どもたちを恐れ、ウイルスであるかのような扱いをしています。人間の子どもをモンスターの世界に連れてきてしまったことから物語は展開していきます。

ある意味、敵のような存在であったモンスターと人間の子どもが絆を築いていく物語ですが、見ていてとても温かい気持ちになれます。最後、悲鳴でなく子どもの笑い声のほうがエネルギーが高いことに気付いて、そちらに転換するという結末がとても良かったです。悲鳴より笑い声のほうがエネルギーとなり、生活がより幸せになるというのはこの映画に込められたメッセージなのではないでしょうか。

2001年に公開されたとは思えないくらい優れたCG作品で、主人公のサリーの毛のふわふわ感やマイクの身体の質感が伝わってくる気がします。また、ランドールがサリーを追いかけるシーンは臨場感たっぷりでみているだけでハラハラしますね。

一見すると、子ども向けの映画のようですが、大人が見ても感動的な作品だと思います。むしろ、ある程度、年齢を重ねてから見てみると、違う観点からの面白さを発見できるかもしれません。

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他のレビュアーの感想・評価

子供の叫び声を消して笑い声に変えた最高の物語

子供を怖がるモンスター達の不思議な仕事とは?!さすがディズニーと思う程素敵なアニメでした。素直にそんな感想を持ちました。子供だからこその思いをうまく表現されていて良かったです。モンスターが様々な外見をしていて皆が性格が異なりまるで人間と同じようでした。外見だけをみると、とても奇妙で恐ろしいモンスター達ですが、それぞれに思いがあって日々を送っています。彼らの仕事は、子供を怖がらせて子供達の悲鳴を手に入れることです。その悲鳴がエネルギーとなりそのエネルギーを作るために、子供を脅かすモンスター達ですが、実はモンスター達は、人間の子供が恐ろしい生き物だと勘違いをしていました。人間の子供がある日モンスターの世界へ迷い込んでしまい、みな大慌て。人間の子供が恐ろしい生き物だなんて、きっとすぐ大きな声で泣いたり笑ったりするので恐ろしい生き物だと認識していたのでしょう。私もそうですが、人間の子供からして...この感想を読む

4.54.5
  • りかりか
  • 341view
  • 2035文字
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